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2006年11月 4日 (土)

WOWOWのオリバー・ツィストを観て

「オリバー・ツィスト」を観て
チャールズ・ディケンズの作品を映画化とした作品と書いてあったが~と言うことは宝塚で舞台化したあの「二都物語」の原作者なのかと変な所で興味深く感じたが名優と名子役の競演と言う見出しでさらに興味を誘われ観ることにした。しかし残念ながら録画したのが遅く途中から観る事となってしまった。

映画は「新しいご主人様だよ」とオリバーに紹介する所から始まっていた。だからこの少年がなぜ両親が居ないのかは全く判らない。預けられた場所では犬の残した肉を食べさせられたり寝るときは棺に囲まれて寝かされたり人間扱いされては居なかった。それでも大人しく我慢していたオリバーはあるとき母親の事を悪く言われて猛烈に怒り暴れる。石炭部屋に閉じ込められたり棒で叩かれたりして翌日そこを出る。観ている私も今までと違った自然の景色でほっとするがこれからどうなるのだろうと思いながらも苦労はこんなものではないだろうなとは思っていた。そして110キロもあるロンドンを目指して歩き出す。
途中一軒家で物乞いをしようとして追い払われたりしながらも仕方なくボロボロのくつで歩き出すが倒れ、心優しいおばあさんに助けられる。翌日元気を取り戻したオリバーは
ついに7日間歩き続けロンドンに着く。疲れきったオリバーは石段に倒れ寄りかかっていた。これからがロンドンの街の様子は人出もすごいが何台もの馬車が行き交い当時の賑わいを感じる。この場面には80億円も投じたと書いてあり驚いた。
そこを通りかかったドジャース(後で判るが早業のドジャーズだそうだ)に食べ物をやるからといわれ着いて行くが行き着いたところはすりの集団の巣だった。そこには何人かの少年とお姉さん格の二人がいてフェイギンは一見人の良さそうなおじいさんであったがゲームと称して新入りのオリバーにすりの手口を教えていた。オリバーには時々は恐さも見せつけながら手名づけていた。ドジャース達二人とと出かけたオリバーは本屋の前で老人のスカーフを取ろうとして見つかり追いかけられ告訴されそうになりオリバーは危うく罪を被されそうになる。こんな深刻な場面なのに可笑しいセリフがあって一瞬笑ってしまった~それは判事が少年に「名を名乗れ!」と言うがオリバーは「水・水・寒いよー!」と小さな声で呟いていたら名前はいつの間にかサム・ウオーターにされていて可笑しかった。本屋の証言で危うく難を逃れ釈放となるがオリバーは路上に気絶してしまう。告訴した老人の家に馬車で運ばれ介抱される。親切な老人夫婦のお陰で薄汚れた洋服も綺麗な服に着替えることが出きるが観ている者としてはこのままいつまで居られるのかなとか心配しつつ観てしまっていたのだが老人はオリバーを善良で純真な少年と確信していてオリバーとのやり取りでも悪い事をしなければずっとこのまま居ていいよと言うのだが…。一方警察に捕まり全部ばらされては大変と女性を使ってオリバーの居所を探していて犬を使って見つかってしまう。ある日お使いに出されたオリバーはすりの仲間に見つかり悪の巣に連れて行かれる。老人に頼まれた本と5ポンドを取られてしまうが自分が盗んだと思われたくなくて必死で抵抗し再び逃げるが又直ぐに捕まってしまう。そんな時もナンシーだけはフィーギンが鞭で叩くのをやめさせたりしてオリバーの味方をする。オリバーは折角綺麗な洋服を着せてもらうことが出来たのに全部脱がされ汚い袋のような洋服を着せられる。そのまま幾日間は監禁状態にされるが、監禁が解かれるとある日泥棒を同業としているビルと言う男に呼び出される。さらに兄貴分のような男と二人でオリバーが恩を受けたあの老人の家へ向かう。オリバーはあの自分を助けてくれたブラウンロー老人の家を襲う事を知ったオリバーはどうしてもお世話になった家を襲う事が出来ない。真っ直ぐな気持ちのオリバーは必死で「お願いです逃がしてくれたら二度とロンドンには近づきません一人で何処かで死にます」…と懇願する。~なんて切ない事を言うのか!でも身の軽いオリバーは簡単に家の中に入れられて鍵を開けるよう命令される。一瞬を付いて二階に居る老夫婦に知らせようとするが打たれてしまう。結局騒がれてドロボウは失敗し腕にひどい傷を負いそのまま悪の巣に戻されてしまう。何処まで悪い事ばかりなのかと見ているものをがっかりさせる。最初は入り込んでいなかったが何時の間にかオリバーがひどい目に合うのを観て何とか助けてやる人は居ないのかと思えてくる。腕に傷を負ったオリバーを何とか助けたいとナンシーは自分の身の危険を犯して老人の家を訪ねるが留守でおばあさんに夜中にロンドン橋で待っていると告げて戻ってくる。
オリバーはやっと少し傷が良くなって来るがフェイギンは優しく手当てをしてやる。そんな悪行なフェイギンに対しても「一生恩は忘れません!」なんて言うオリバーは何処まで心が綺麗なのかと思ってしまう。何とか目を盗んでロンドン橋へ行き老人と会うことが出来る。
そしてオリバーの居所を教え今晩中に警察へ行くよう告げる事が出きる。しかし一方ナンシーの様子が可笑しいと気づいたがフェイギンはドジャーズに後を着けさせ盗み聞きされてしまう。それを知ったフェイギンと一味は直ぐに全員逃げ出すがナンシーはビルに殴り殺されてしまう。老人の知らせを受けて警察が大勢駆けつけるがビルはオリバーを盾に屋根伝いに逃げるが足を滑らし自分で結んだ縄に首を釣る状態となる。後は想像であるが一味は捕まったのであろう。何時の間にか画面は変わり助かったオリバーはあの老人の家の庭で安らぎの中に居た。しかしオリバーの悲しそうな目はあんなにひどい目にあったのに、あのすりのフェイギンを想っていた。老人とオリバーはフェイギンに最後の面会に行ったのだった。フェイギンは牢獄に入れられて一人わめいていた。そしてオリバーと判ると抱き合い自分が宝物にしていたモノを全部お前にやろうという。もう呆けているのだ。哀れである。「誰かこの人を許してやって」と何処までも心優しいオリバーに涙が込み上げてくる…色々とわめき未だオリバーが自分を助けてくれると思っている。「早く行け」と叫ぶ老人を後に監獄を出るオリバーの顔は涙でぬれていた。老人は優しくオリバーの肩を寄せ馬車は走っていく。幾多の困難を乗り越えやっと幸せになれた少年!とてもいい場面だった!何とも切なくやるせなくいつまでも涙が止まらなかった。

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