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2007年4月28日 (土)

四季の会員になって始めて「オンディーヌ」を観て来ました。

四季の会員になって始めてチケットを取り自由劇場へ足を運んで「オンディーヌ」を観て来た。



劇場に入る段階から何となく従業員の接し方も宝塚とは違うような印象でしたが、お席は前から2列でど真ん中ではないが一応センターでオペラの必要なしのお席。


わぁーこれが宝塚なら…と一瞬思ってしまった私。


お芝居が始まると湖のほとりの粗末な猟師小屋のセットはいかにもこじんまりした小劇場にぴったりなセットであった。


一部ではオンディーヌの歯に衣着せないセリフにいかにも人間ではない純粋さを感じるが、人間に恋したオンディーヌと騎士ハンスの噛み合わないセリフのやり取りに戸惑いとじれったさを感じた。


例えばマスの料理方法でゆでると焼くと大して違わないのに…随分こだわって長い場面に思えて、なぜ捨ててしまったのだろう?とか唯じれったさを感じていたが、観ている内に水の中の生き物を愛する水の精の気持ちを繊細に描きたかったのかと思えてきたりした。


水の精と人間のやり取りだから当然噛みあわないセリフとなる。空想と現実との入混じったストーリーだが自分なりに理解しようと目を見開いて見ていた。


2部では水界の王が奇術師に化けて腕を試される場面があるが、一言唱えるだけで後方が滝の壁になったり、いきなり大きな馬が出てきたりして、小さな劇場ではあるが水を使える装置はすごい!と思いました。


そして水界の王がなぜ奇術師となって現れたのかも判らなかったがハンスと婚約者を会わせる為だったのかと後でプログラムを読んで判りました。


このシーンは御伽噺的でありながら、そこに男と女の現実味を感じるストーリーが混合されていて人間界と同じであることを感じさせられる。



お互いに一目ぼれで愛し始めた二人なのに、ハンスは忘れていたはずの許婚に心を戻したり、世の一般男性にありがちな揺らぐ心を持っていたりする。


オンディーヌは自分がハンスに裏切られているのにハンスを裏切ったのは自分だと言ったりして??と思う。


それは人間界の人と結婚したときに水界の王と交わした契約でもしもハンスがオンディーヌを裏切ったときには王はハンスの命を奪うと言う約束をしていた…だから自分が裏切ったと言ったのかと…何と言ういじらしさだろう!


オンディーヌは最後まで変わらぬ愛を貫き、自分がもう少しで記憶をなくしてしまうと言う時でさえハンスの事だけを心配していると言う純粋さに驚きました!


最後のシーンではオンディーヌ役の野村玲子さんはあんなに熱演していたのに、でも観終わってすぐの感動は無かった…なぜだろう?不思議だった!


多分あのオーケストラと言う強い見方が無いからかも知れない!と思ったりした。唯お芝居の中で直ぐ目の前で唄われた時は歌曲の様な発声法でさすがに歌は宝塚よりも上手い人たちが多いと思いました。


水の精たちの美しいバレェにミュージカルだったのかと思いましたが、あの主演オンディーヌと騎士ハンスの膨大なセリフのやり取りはやっぱりミュージカルと言うより新劇のように思いました。


見終わってみるといつの間にか宝塚と比べている自分が居て…装置は宝塚の様に次々と変わる舞台とはならなく、衣装も宝塚とは比較にならぬほど地味でしたが出演者はそれぞれがはっきりとゆっくりした口調でセリフを話し、聞こえなかったと言う場面はほとんど無かった!これには感心したが、ただゆっくり過ぎて感情が篭らない人もいたりはしましたが。又宝塚とははっきり違うところは、この公演がお芝居だけで3時間近くも掛かっていて、



宝塚は劇場にも寄るが、そして演物にも寄るがお芝居も短く、その後でもう一本ショーを楽しむことが出来るという楽しみが待っているので、その魅力は何処を探してもないだろうなーと四季を観に行って改めて宝塚のよさを再確認する結果となってしまった。


でもそれは私自身がこの手のお芝居に慣れていないからなのかも知れないが…。まあこれからも面白そうな作品があれば又観に行きたいと思う。

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