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2008年1月 9日 (水)

青年館で「A-"Rex”」を観てきました。

今日青年館へ行ってきました。「A"Rex"」-如何にして大王アレクサンダーは世界の覇者たる道を邁進するに至ったか。

 

正にこの長いサブタイトルそのままの内容であると思いましたが、劇中劇を織り交ぜながらのストーリーは何処までが劇中劇なのかがはっきりはしないのですが、作者である荻田先生はこのサブタイトルこそが作品にとって唯一の足がかりetc…。



要するに長い歴史モノであるから物語を追いかけるのではなくこの物語の意図は何なのか?…我々は彼と言う存在に何を見ることが出来るのでしょう…とある。そしてさらに作者は、もしこの作品をぶった切るとしたらそれは自由に生きているように見せかける事を求められた人間が、求められたままに自由に振舞って見せる狂言を演じながら何とか自由に辿り着こうとした物語と解釈している。





この作品を一回だけ見てそこまで感じ取る人がどれだけいるだろうと思ったのですが、まあ私的には何を感じたかと問われたら…人はどんなに強い人間でも心の中に住んでいる強い面と弱い心を持っていて暗い時もあり明るい時もあると思いますが、ここに出演する彩乃かなみちゃん扮するニケ(勝利の女神)は心の中の物事を良いほうに導いてくれる明るい部分で願望・希望をを表し、




霧矢大夢さん扮するディオは心の中に住む暗い部分で堕落した心、快楽への道へと導く心とでも言おうか、そう思うときりやんディオが「寂しくて寂しくてたまらなくはないのか…!」と身体を押さえつける場面も、アレックス自身が寂しくてどうしようも無かったのだろうと…さらに歌姫を宛がわれ「存分に楽しむが良い!」と言われた時はアレックス自身が楽しみたかったのだろうと理解できる。

しつこくまとわり着いていたきりやんディモの存在がその時その時にアレックスが心の弱い面を見せながらも負ける事無く強い心が勝ちニケの導く世界へ辿り着いた事を感じました。結局迷いながら悩みながら自分の心と葛藤しながら世界を制覇した生き様だったのではと思います。

 

本来なら重く暗い場面で終る舞台も最後は劇中劇よって宝塚的にニケと手を取り合って終る場面が良かった!



客席からも暖かい拍手が送られていました。お芝居中一度も笑顔がない内容だったけれど…ショーの麻子さんを使ってのこの作品はどうかなと思ったり私的には今迄に見たことが無い作品だったけれど麻子さんファンとしては楽しめました。




プロローグはしびさん(八代鴻)と麻華りんかちゃんの歌に惹きこまれました。


兎に角皆さん歌が上手い!しびさんの唄はほんとにこころに響きますね!でもしびさんも麻華さんもこの舞台が最後なんですよね。



先ずは麻子さんのカッコ良さに見とれました!曲が良くて!麻子さんの唄う歌が時に切なく、かなみちゃんの唄う歌に何処かローマに似た雰囲気を感じたり、一幕の親子の言い争う場面は迫真の演技で客席はシーンとして息を呑む場面でしたが、母オリンピアス(八代鴻)は王フィリップを激しく憎むあまりに息子まで憎んでいたかのように取られ母と子の心の行き違いを感じ私的にはちょっと切ない場面でもありました。



守護神アテナの出雲綾さん…劇中劇など人物の紹介は判りやすかったです。



かなみちゃん(彩乃かなみ)のニケは綺麗な歌声で美しい女神でしたね!アレックスを守る役でしたがローマと同じ雰囲気を感じたりして不思議でした。



きりやん(霧矢大夢)のディオは蛇の様にしつこく麻子さんにまとわりついて…妖しい役ですがお芝居も歌も上手かったですね。

 

龍真咲さん・白華れみちゃんほか下級生はヒッピーに扮したりアレックスの部下になったり一人2幕では若手のダンスの上手さを感じたり何役も演じ少ない人数での舞台を頑張っていました。


全体としてはやっぱり青年館にしても我々凡人には難しいなーと思った作品でした。

 

でも行って良かった!お芝居も今までの麻子さんとは違った面も感じられて、ビジュアルはカッコ良いし、素的な唄も聴けて、いっぱい魅力を感じて満足でした!

 

★あさかなの コンビはさらに 熟したり

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