メモリーズの出雲綾さん
月組千秋楽で最後の挨拶をされる場面が映されて…出雲さんは良く周りの人から優等生で真面目で何でもしっかりしていて…と言われますが、自分ではのんびりでのろまでドジでいたずらっ子でいつも上級生を笑わせたりしていると…かなり謙遜の言葉で表現していらっしゃいました。
舞台は研究か2年の頃からスター路線の方と一緒にシンガーとして唄ったり踊ったりされていたと言う…新人公演では曾おばあちゃんの役をされたりベルサイユのばらで初めてソロを唄った時は出来なくて泣いたとか・エトワールは本公演では10作品くらいさせてもらったそうですが最初はドキドキして思うように唄えなかったが後は少し余裕が出てきたかな?と…唄えないなんて!ここでも謙遜していらっしゃいました。
過去の色々な舞台を振り返りながら…小動物役でミーミルでは男の子でアニメ声で、外部の人にアドバイスしてもらったり研究しながらだったけど楽しかったとか。
国境のない地図では麻路さきさんの母親役をされたそうで上級生もいっぱい居る中で私が~?と言う思いだったそうです…それだけ実力があり何でも出来る人と思われて居たからでしょうね!病気で老けて居てという役だったので皺とか描いてメーキャップが大変だったそうです。
私もこの作品は映像で観ているけどベルリンの壁が崩れて主人公と母親が再会する場面は感動でしたね!
そして海外公演にはロンドン公演では管理職として・さらに香港公演・ベルリン公演と3度も参加させてもらったとか…すごいな~選抜だからやっぱり歌で評価されていたからでしょうね!
サンライズタカラヅカの場面ではシトラスの時のゴスペルの場面が素晴らしくて…曲も良いし、この時、出雲さんは黒人風に自由にアレンジして唄わせてもらったそうです。
宙組発足時について…組長となった出雲さんは4組から集まった人達を纏めたり、新しい組を一つの組に纏めていくというすごい重責を感じたと言う…劇団はこの人ならと抜擢されたんでしょうね!
海外ミュージカルのお陰で自分の勉強を沢山させて頂いたそうで~…ファントムの映像が少し流れていましたが、出雲さんの歌はタカラヅカの域を脱していた感じがしました!
そして「Ernest in Love」について…月組に出会った最初の作品で瀬奈じゅんと一緒に始めてお芝居が出来てグェンドレンの母親役だけど楽しかった!と。
「ME AND MY GIRL」で退団が出来て、エトワールも出来て幸せ!と。厳しく威厳もあり、芯の通った公爵夫人であり、又女性としても美しく可愛い所もある何て幸せ!…と嬉しそうに話していらっしゃいました。
下級生に向けての言葉は…「心が一番大事」…心の持ち方で全てがクリアしていくし、心が人間性が舞台に出るのでハートを大事にしていって欲しいそうです。
タカラヅカが全てだったと言う出雲さんは、25年一筋に生きてきた~これからもずっとずっと心に残る素晴らしいところであって欲しいし、その為にも生徒がタカラヅカに対する思いを忘れずに皆で作り上げて行って欲しい。
お客様あっての宝塚なので全組の生徒に愛情を注いで観に来て頂いて厳しくして頂きたい…と挨拶されていましたが、最後まで宝塚を思い愛情いっぱいの言葉が聞けました。
私はこの人の舞台を観るたびに感じていたのですが、実力がありいろんな重要人物で使われてきた出雲さんは劇団に取っては有難い存在で随分と助かった事だろうと思いました。
でもこうして出雲さんの様なベテランの実力派が退団されていく事は本当に残念に思えるし劇団としても痛手なんだろうと、これからの宝塚を思うとお友達のメールにもあったが心配する声が多い事を感じる。
夏川ゆらさんの後を引き継ぎ月組の組長さんとなられてからは短いし、あともう少し舞台は観られるけど取り合えずお疲れ様でした!
東宝の千秋楽まではもう少し観させて頂きます。
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