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2008年6月26日 (木)

劇団四季の戦争三部作

「異国の丘」を観て来ました。

この「異国の丘」も前回の「李香蘭」も作者として経験も入るだろし色々調べられてしかも中国に配慮しつつ作られた作品であることを感じるが、観るものには暗い場面だけではなく明るいミュージカルの場面を挿入しながら良く出来た演出であると感心しました。



又時の首相の近衛文麿の子息を主人公とされていて、愛する人が敵国ゆえに戦時の夢と消えた愛・多くの若者達が家族も友も失い夢も未来も愛も全てを捨て極寒の地で過酷な労働に耐えた姿を見て、多くの人が犠牲の元に今の日本があることを感じさせられる舞台でした…史実に基づいてのストーリーゆえに一層切くて最後は涙・涙・・・でした。



幕開けはソ連に抑留されシベリアの極寒の地で亡くなった兵士の墓が並ぶ場面から始まり、お芝居も始まらない内に涙がでそうでした!



でも一転してニューヨークのある祝勝会の場面では若者達のダンス場面になったり、さすがミュージカル!です!



日本の総理大臣の御曹司・九重秀隆と中国高官の令嬢愛玲との出会い・仕組まれた出会いだったがお互いが惹かれ、何も知らずに愛し合った二人…



でも偶然に総領事に招かれた場でお互いが敵国の人であることを知ることに…別れ・再会・お互いが平和を願いその為に命を懸けての親書を相手に渡す事ができながらも、



こちらには今一歩のところで日本の軍部憲兵隊の親書奪還と和平工作の阻止され今一歩のところで和平工作は失敗・愛する秀隆の腕に抱かれて愛玲が息を引き取る場面は悲しみが一気に伝わってきました。

許婚との間で心を引き裂かれた彼女に取ってはこれで良かったと思えた場面でした。


結局軍部に反抗した秀隆は懲罰召集で満州に配属され敗戦直前に侵攻して来たソ連軍に捕らえられシベリアへ抑留となる…極寒の地で帰れない人の遺言を祖国の家族に届けて欲しいと口伝えに暗記する場面では涙がポロポロとこぼれて…


♪異国の丘を兵士達が唄う間中も客席ではすすり泣く声が聞こえて…本当に戦争は2度と起こしてはならないと思う舞台でした。


木村花代さんの客席を魅了する歌唱力に圧倒されました。

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