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2008年6月 3日 (火)

月組「あかねさす~」を観て

平成18年2月8日月組の「あかねさす紫の花」の舞台映像を観ました。



この作品は名古屋の中日劇場まで一人で遠征して見た作品だったのですごく懐かしい!



幕が上る前ドン…ドンと言う音がして、さーこれから始まるぞ~と言う感じですね。



あの頃の舞台映像を観ると今はもう組替えになったり辞められたりする人が多く何だか懐かしさでいっぱいです!



劇場では判らなかった細かい表情も映像で観る事が出来~実際に足を運んで観た時とは又少し違う面も発見する事が出来たりしました。



瀬奈さんの大海人皇子…この中日の麻子さんの大海人皇子は完璧でしたね~!舞台のどの場面も素的でしたが、唄う場面も白雉の踊る場面も本当に切なくて~



大和の額田の郷で16歳で額田に出会ったときの幼稚さ・兄を敬う弟皇子らしさ・そして狩の途中で蒲生野へ立ち寄った時に感じた親子の情…本当に切ない場面が続いて…でも悲しさを堪えて唄う場面が一層切なさを募らせます!




しかし最後には悔しさを爆発させて、祝宴の場へと向かう足取りはふらふらとしながらも槍を持ち踊りながら戦いへと変化していく場面は、息を呑む場面であり、槍で狂ったかのように立ち向かう姿に悔しさが籠められていて~長く乱れた鬘からは哀れさを感じたり髪ふり乱して戦う麻子さんがカッコよくて、さすが2度目を感じさせてくれる名舞台でした!





彩乃かなみちゃんの額田女王…子供時代の楽しそうなお二人…弟皇子を心から愛しながらも強引な兄皇子の強さにも引かれていく哀れな様子が感じられた舞台で良かったですよ!高い声で唄うあかねさす~の歌が心に残りますね。




霧矢大夢さんの中大兄皇子…きりりと引締まった容姿から兄らしさや貫禄を感じるのですがやはり兄皇子としては、実際の上下関係の先入観が邪魔をしてしまうんですね。ちょっとセリフが硬かったかな~!



斉明天皇の京三沙さん…皇子達の母 さすがにお芝居が自然で上手いですね~もう貫禄でしたよ。



船坂役の夏河ゆらさん…額田を追いかける自然な演技が良かったです。



嘉月絵理さんの鎌足…う~ん鎌足としては今一物足りないかな~!もう少し強さが感じられれると良かったけど~。




花瀬みずかさんの鏡女王…う~んすごく良かったですよ~!いくら昔とて、とても許されることではないですね!やけっぱちで鎌足に私と一緒になって…と言う気持ちは判りますね!ほんとに悔しさが溢れていて自然なお芝居で良かったです!



越乃りゅうさんの鏡大王…娘を思う優しさが表れていましたよ…でもどうにもならない気持ちも感じられて繊細なお芝居が良かった!



天比古役は彩那音さん…俺は今まで何のために生きてきたんだ…と言うセリフがありますがほんとに悔しさや切なさが篭っていて上手かったです…歌はもう少しですね。



小月の夢咲ねねさん…難しい役を感情篭めて若いのに上手いと思いました!




弟の后を妻にしてしまうと言う今では考えられないほど残酷な物語ですが大海人皇子を演じる瀬奈さんの切ない役どころが魅力で、柴田先生の脚本・寺田先生の物語を生かした曲の数々・演じる人がぴったりと全てがぴたっと合って最高の舞台を作り上げていたように思いました。




私は麻子さんの作品の中では一番好きかも…。

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