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2008年8月25日 (月)

「むかしむかしゾウがきた」を観てきました。

自由劇場の前は小さなお子さん連れのお母さん方で賑わっていてお子様向けと感じさせる風景でしたが、お子様だけではなく大人も十分に楽しめた作品でしたよ!


お話は唐の国から送られたゾウをめぐってのお話でしたが、そのゾウは良く食らうので九郎衛門と名をつけられていてそれが又ほんとのゾウの様で本物のゾウより可愛い!のです。



もう一つ驚いたのはひろめ屋と称する川口雄二さんの謡い風な語り口が気持ちよくて惚れ惚れしました!



ひろめ屋は言葉の意味や舞台進行係にもなり先ずはこの人の語りから幕が開くと言う大切な役の様でこの舞台の成功の鍵を握っていると言っても過言ではないでしょうね~!





殿様は最初は太郎衛門の家で世話するように命じたのに戦争が始まると戦の騒ぎでゾウが大暴れすると大変だから殺せと命じたり…勝手な殿様と思いましたが…殺す事ができない太郎坊と母おゆきはゾウの九郎衛門をかくまう為に猛吹雪の中を逃げ惑います。




このシーンは雪が深々と降る中を前へ行ったり下がったり…人形浄瑠璃風で中々凝っていて黒子が出てきたりなるほどな~と感心したシーンでしたが、尚且つ黒子のダンスシーンや雪の精ならぬ白装束の女性陣のダンスなどもあり、へ~日本物でもこんな風にダンスを取り入れてさすが四季ミュージカルと感じました!




でも太郎坊とおゆきは遭難してしまいますが…最初にゾウの九郎衛門が来た時に噂を聞いて太郎坊の家にやってきたおミヨちゃんが太郎衛門の家の前で倒れていたのを助けていたのが良かったですね!




北の村へ帰っていたおミヨとゴンじいさんに助けられるのですが、村人達はゾウを助けると殿様の命令に背く事に成るので手伝おうとせず…




何時の世も自分の事だけしか考えない人が居たりですが、おユキと太郎坊は残ったおミヨやゴンじいさんの優しさで食料を用立ててもらい看病してもらいます。



しかし北の村にも戦が広まり食料を奪いに来た南の国の兵隊達によってゾウを助けることに反対した人達は全員兵士に捕まります。





話を聞いた太郎坊とおミヨは自分達に手を貸してくれなかった人々を助けにいきます…一大事と感じたゾウの九郎衛門は弱った体で後を追い、村に着いたゾウは最後の力を振り絞って敵兵をけちらします…この時の九郎衛門の活躍は大きい体で立ち振る舞いが難しいだろうに敵陣を次々と蹴散らすシーンは大立ち回りで迫力がありましたね~!




助けられた村人達はゾウの九郎衛門に感謝し村の守り神と称えるのですが、既に力尽きたゾウは突然倒れ息を引取るのでした。



やっと助かったばかりだったのに…あの可愛い目がだんだん細くなり閉じられていく様子は観ていて切なかった!



最後に俳優さんたちは♪みんなみんな友達~の歌を繰り返し唄い指導してくれて、私も少し口ずさんできましたがなぜかこの歌を唄いながら命の大切さや優しさを感じて涙がじわじわと出て来てしまいました。



周りでもすすり泣く声がする中を、ひろめ屋は外で待っていま~す!と言ってアンコールなど無く幕がしまったまま外へ行ってしまいます。



劇場を出ると俳優さん達が皆さん笑顔で待っててくれて手を差し出してくださって…自由劇場は良くこういう風にされるんですね!



私は丁度あの殿様が手を出してくれたので握手をしてもらったのですが、一番前のセンターだった所為か紙吹雪の雪が髪についていたのを取ってもらって…みんなの優しい笑顔に送られて四季って又来たいな~と思わせてくれる瞬間でした!



四季らしい素朴で暖かい作品でした!

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