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2008年10月20日 (月)

「雪乃丞変化」を観ました。

1994年の舞台「雪乃丞変化」を観ました.

以前お友達にビデオをお借りして観た事がある作品でしたが今回はスカイステージで放送されたのでDVDに保存して観ました…ストーリーも良かったし脚本は柴田先生・音楽は寺田先生・そして演出に尾上菊乃丞先生と顔を揃えた舞台だからこそこんなに素晴しい作品になったのかと思いましたが、出演者も揃っていた舞台でしたね!




先ず主演の一路さんはこれが宝塚の舞台?と劇中の市村座の女形の妖艶な美しさにはこれが宝塚のスターかと目を見張りました!がお芝居とて半端じゃない!「劇中の滝夜叉姫はまるで実際の歌舞伎役者の女形を思わせるセリフ廻しだったり、髪をほどいて変身し見栄を切るシーンもすごい!




はたまた劇中劇の幕が締まれば雪乃丞としての化粧も美しく粋でいかにも女形を感じさせる雰囲気でこれはもう一路さんしか居ないのではとさえ思えてしまう雪乃丞でした!歌は上手いし踊りの裾さばきも素晴しいし正に文句のつけようが無い舞台で素晴しかったです!


ストーリーは…父親が長崎奉行だった昔…江戸城重臣であった土部三斎は密貿易で私腹を肥やし奉行交替の知らせを受けるなり証拠を消してしまおうと雪乃丞の父に一切の罪をかぶせた。



父親は召捕られ家財没収・母親は自害した。両親を奪われた雪乃丞は市村座の役者として育てられ両親の恨みを晴らそうという…仇討を軸とした舞台でしたが、復讐に燃える雪乃丞だったり、仇討ちにかける人生を虚しく感じたり、仇の娘・浪路との恋に熱い心を感じながらも心がゆらぐ様子がすごく良く感じ取れて素晴しかったです!

又雪乃丞に肩入れする闇太郎(轟悠さん)とお初(高嶺ふぶきさん)も良くもこうぴったりの役に当てはめたものだ!の感ありで、威勢の良い姉御は男役が演じればこそ出せるさっぱり感と威勢の良さ!だったように思いますが、それにしても高嶺さん意外と歌が上手いのには驚きました!姉御らしい歌い方で上手かったですね~!




そして夜駆け抜ける闇太郎?…この二人はまるで大衆演劇の役者のようで、男顔負けの闇太郎ぶりのトドさん(轟悠)は、洋物には出て欲しくないトドさんとはまるで別人のようなカッコ良さで…こういう役似合いますね~!

大奥で公方様のご側室であった浪路役の花総さんはあるときは日本人形の様に美しく、品の良さも可憐さもそして一途に雪乃丞を思う熱い心も感じてすごいな~と思いましたが、この時研究科3年?ってほんとにすごいの一言です!





浪路は大奥を逃げ出し田舎やに匿ってもらいながら雪乃丞を待ちますが雪乃丞を思うあまりに気が狂うほどになっていく様子が自然で哀れさを感じました。




浪路が息を引取る寸前になってやっと雪乃丞と会うことが出来ると言う悲恋ですが、仇の土部も広海屋も長崎屋もみんな自ら滅びて行ってこれからと言う時に浪路は雪乃丞に抱かれて息を引取るのです!ほんとにこの場面は涙を誘いますね~!




そんなに素晴しい舞台を見せてくれた花総さんも在団期間が長すぎた所為か色々な弊害が出たようで実力を持ち備えながらも敬遠された感ありで残念な娘役さんだったな~と少し過去の事ながらも今回観ながら感じてしまいました。



しかしそんな雑念を取払って観るならば劇中に歌舞伎を取り入れ重厚な舞台を見せてくれたこの作品は宝塚の粋を超えたような素晴しい舞台でした!

闇太郎が目を掻ける新吉役に香寿たつきさん・お初の子分むく犬の吉役に安蘭けいさん・そして闇太郎の子分・弁公役に和央ようかさん等が出演していました。

又ねったんやかしちゃんもちょっとだけ観れました。

みんな若かったですね~!

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