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2008年11月23日 (日)

「新源氏物語」を観て

1989年に行われた月組公演の「新源氏物語」を観ました。

 

プロローグはいかにも平安調の美しい衣装をまとった群舞から始まり源氏物語を感じさせてくれる雅な世界ですね~!

 



光源氏の剣幸さんも素的だったけど惟光役の涼風真世さんも凛々しくて歌が上手くて素晴しい!帝の麻月鞠緒さんもすごい貫禄!



特に源氏の君(剣幸さん)と藤壷役のこだま愛さんが熱く愛している様子が素晴しかったです!




頭の中将(桐さと実さん)達が女性についての体験談を歌で表す場面は天海祐希さんや久世星佳さんも唄っていましたが~面白いですね~!



源氏が少年の頃の慕情がいつしか熱い恋に変わって行く様子を唄った歌は感情が篭っていてすごく良かった!



葵の上(邦なつきさん)は一条大路での事件以後六条の御息所の生霊に苦しめられ亡くなるようですが…夕霧が葵の上との間に出来た子だったとは知りませんでした!



源氏の君と藤壷の間に出来た若宮が桐壺帝と対面の場面は、一言一言のセリフが胸に突き刺さるようで二人に取ってはヒヤヒヤの場面だったと思いますが…こんな事現代では有り得ないですね~!




源氏は自らを慰めるため北山に若紫(麻乃佳世さん)と言う幼子を住まわせ自分の思うような女子にしたいと手習い・絵習い歌の道を優しく教えるようですが…それもやがては恋の道へ。



須磨の裏を中将が訪ねてくる…藤壷の女院がご出家された事を告げられると寂しさから偶然ではあるが朧月夜と会っていたり…でも明石の上との恋は描かれていないのですね。

 



源氏の館での若央りささんと久世星佳さん・涼風真世さんと天海祐希さんの高貴の舞が素晴しかったです!




そしてあさき~にもあったあの柏木と夕霧の場面夕霧に涼風真世さんと頭の中将の息子柏木に天海祐希さん…柏木が女三の宮と熱く結ばれる場面はどちらも詳しく演じられて居ますがあさき~の場面の演出とは少し違っていました。

 




源氏は朱雀院に頼まれ女三の宮を妻にしたのですね~!押し付けられた恋だったんですね~!でもいくら紫の上が物分りの良い女だったとは言え女三ノ宮や明石の上や他にも源氏の愛した人達を同じ屋敷に住まわせるなんて…!

 



源氏は柏木の全てを知りながらも自分が父に対して犯した罪の重さから柏木を責める事が出来ず自分もだまって生きて行かなければ成らないことを悟るんですね…人の世の悲しみと苦しみを背負いながら覚悟を決め宮中へ参る場面で終りました。

 



「あさきゆめみしⅡ」と比較して観てしまいましたが、89年の源氏物語は源氏の君を愛した女性一人一人についての場面がより深く演じられているのであさき~では知りえなかったことなども知ることが出来ましたがあさき~と違って紫の上との愛は幼少の頃は詳しく描かれていたけれど最後までは描かれていなくてちょっと寂しいですね。





特に源氏の君と藤壷が熱くなっていく様子だったり六条御息所と葵の上の激しい女の戦いと生霊となって行く様子を舞で舞う場面は女の情念とかを感じましたが、細かく描かれていて面白かったです。六条の御息所はそれだけ源氏の君を強く愛していたからだろうな~と思いました。

 



まだまだ解らないところはあるけれど少しづつ判ってきて面白かったです!

 



 

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