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2009年4月 6日 (月)

雪組「マリポーサの花」を観て

雪組「マリポーサの花」をNHKhiテレビで観て…私はこの公演は観に行っていなかったので興味深く観させて頂きましたが、すごく水さんの男役としての魅力を惹き出した舞台で正塚先生の世界にどっぷりとつかり楽しませてもらいました。

バウ作品では良くこういう作品はあると思いますが、自分が観始めてからは本公演でこう言う作品は珍しいのでは?と思いました。

ストーリー…主演のネロ(水夏樹さん)は高級クラブを経営し、大統領までが客として現われるほどのお店を開く一方で裏で密輸取引をし、儲けたお金を市民に還元すると言う別の顔を持っていた。突然クラブ内で大統領を狙った事件が起き、セリア(恋人)の弟が犯人に銃を手渡した事をネロは知る。

ネロは共同の仕事で知り合った大富豪の娘セリアと知り合いになり次第に惹かれて行く中、悪政に我慢の緒が切れたセリアの弟が学生運動で捕まる。
ネロは友達(彩吹さん)の助けを借り愛するセリアの弟を助けようと元軍事に関わった経験を生かしCIAの手に渡ってしまった弟を助け出し、さらに大統領の悪を暴いていくと言う正義感に溢れる男を演じて男役の魅力を余すところ無く発揮して素晴らしい舞台でした!

水さんの男役…一言一言の言い回しからは女を感じさせないところがすごいですね~!
もう少しセリフがはっきりだったらもっと良かったのではと残念でしたが…スーツは似合うしこういう男っぽい役は水さんならではの役だった様な気がしました。

ストーリーの中でマイアミの裏社会を牛耳る男緒月遠麻さん演じるフェルティに上手い言葉と脅しにより密輸取引を乗っ取られそうになる場面で相手の娘を電話口にだし弱い立場から逆転いく時の痛快感は正塚ワールドの真髄を観たようで面白かったです!
この時の水さんと緒月遠麻さんの凄みを効かせたやり取りがすごくて…とても女性が演じているとは思えないほどでした。

又メディア機関紙と称する凰稀かなめさん扮するロジャーをCIAと見抜き弟を取り返す為に取引をする場面やら・大統領官邸に夜中に訪問し証拠を突きつけ暴いていく場面など観ていて気持ちがスカーッ!とする場面でした!
舞台の最後は「元気でさえ居ればマリポーサの花を贈り続ける」と言う言葉通りセリアの元にマリポーサの花が届けられて胸にジーンと来ますが観ているものに何となく明るさが見えることを想像させる辺りが正塚先生上手いわ~!

エスコバル役の彩吹真央さん…ネロと同じく正義感に溢れては居るがいつも冷静に判断する人で結局最後まで彼と一緒に戦いながらも傷を負い逃げられないと悟った時、ネロの助けたい気持ちを突き放す場面のぶつかり合いがすごくお互いに友達を思う気持ちが感じられて悲しい場面でした。

未沙のえるさんも大富豪の優しさを感じる父親で良かったです。

セリアを演じられた白羽さんも弟には優しくネロを熱く愛する気持ちが感じられて良かったです!
リナレス役の音月さん…富豪の息子らしい品の良さと姉に対する優しさを感じさせながらも悪政を何とかしなければと言う気持ちが強く感じられ良かったです!

悪政の大統領サルディバルを演じた未来優希さんすごく悪人らしくて…水さんの正義感が引き立ちましたね!未来さんいつも上手いわ~!

この作品を観て何だか正塚先生の作品に嵌ってしまいそうです…男役の魅力を最大限に惹き出してくださるところがすごいな~と思いました!

フィナーレにロケットやデュェットダンスなど色々ついて見応えがありました。

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