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2011年10月15日 (土)

「川霧の橋」を観て。

1990年の月組公演「川霧の橋」を観ました…もう随分前に観た作品でしたが、再度観て忘れて居た部分もはっきりして良かったです!


この舞台は山本周五郎原作「柳橋物語」のひとでなしを舞台化した作品の様でしたが、人々の絆や様々な人間模様が描かれて居て素的な作品でした。



その上、兎に角主演の剣幸さん・こだま愛さん・涼風真世さんの3人が、ものすごく歌が上手くて、曲も良い曲で惹きこまれましたが、幸次郎役の剣幸さんは人付き合いがぶきっちょだったが、棟梁となり、早く嫁取りをと言われながらも想いを寄せるお光には遠慮がちで、大火の後離れ離れになったお光を探したが中々見つからず、辛く苦しい人生だったろうな~と思いました。



お光(こだま愛)を一貫して最後まで愛し続け、優しさ愛おしさが伝わってくる情感の舞台で、随分と遠回りをしながらも二人の幸せが見えるラストで終わって観る者を感動させてくれました!


最後の銀橋で「もう何処へも行くな!」と言うカッコイイセリフは有名な場面です!



剣幸さん…何よりも歌が上手くて、青天でかっこいい大工の若棟梁でしたが、口下手で、でもお光に対しては優しくて、男らしくて幸次郎役が素的でした!


こだま愛さん…やはり歌が上手い方でしたね~!真面目で健気で働き者で誰からも愛され可愛い役を演じて居ました。役としては若かったとは言え、積極的な清吉の言葉を信じた故に人生を惑わされてしまった。火事で父親を亡くし、不幸続きの辛い人生だったけれど、最後に幸せが見える舞台で上手く演じて居て素晴らしかったです!



涼風真世さん…正直言って今まで私が観た涼風さんの中では一番素的でした!本当に歌の上手い方で、この歌の上手さを考えると退団されて随分経つのに未だに外部でしかも一流の舞台でご活躍されて居るのが納得できます!


幸次郎が頭領に成った時も挫けず、いずれ一本立ちに~と言う夢を持って居たのに、あの大火以来、愛するお組(朝凪鈴)も見つからず、やっと見つかっても病に倒れて居て、付いて無い人生だったようです。


そんな彼女の最後を見届け、自分は幸せな人生では無かったけれど、最後は幸次郎とお光の幸せの為に、自分自身の夢も捨て、お光と一緒に成りたがる清吉を殺しに行くと言う友情を感じる舞台で、涼風さん良い役をやるな~と思いました。



天海祐希さん…清吉は心の優しいお光の心をもて遊ぶ役で、嫌な役をされるな~と思いながら観て居ましたが、セリフも主演の3人と比べると、時々台本を読んでる様な時もあり、がっくりしました。


優等生と言えどもこの時の天海さんは研究科4年?この後直ぐに2番手へと昇格して行ったようでトップ就任も早かったようですが、この時のお芝居はそれなりだった様な気がしました。でもウィキペデアを観たら、何と新人公演で幸次郎役もされて居たとか…そっちの方が観たかったですね~!



恵さかえさんや、京三沙さん・汝鳥伶さん・邦なつきさん等ベテランが出演されて居て懐かしかったです。


他にも久世星佳さん・紫ともさん・麻乃佳世さん等も出演されて居ました。


山本周五郎さん原作の舞台でしたが、人々の触れ合いの中で、男女の情や、友情を感じる作品で素晴らしい舞台でした!

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宝塚舞台・その2」カテゴリの記事

コメント

瑞垣さん早々に有難うございますヽ(^o^)丿

瑞垣さんはあの当時に宝塚ファンだったのですね。ゆりちゃんの事、そうでしたか~!ほんとにすごい憎まれ役でしたね(*^_^*)
先生が仰った意味分かります。確かに2番手さんになると悪役が回ってきますものね!ゆりちゃんは早い出世だった様で、あの清吉はセリフではたどたどしい所もありましたが、全体としてはあそこまで憎々しく演じた訳ですから、その点から見れば成功なんでしょうね!説明有難うございます。

ちなみに私も昔はごんちゃんの大ファンでしたが、一時宝塚ファンから離れ2001年のべるばらからの再燃なんです(*^_^*)
今後ともどうぞよろしく~!m(__)m

いの様、早速見て頂きましてありがとうございました!
妄想炸裂したり、偏った視点から書き殴っておりますが、どうぞよろしくお願いします。
今、ふと思いだしたのですが、ゆりちゃんが演じた清吉という役、終始悪役でしたが、脚本の先生が「今しかこういう悪役はできないから」と言っていたように記憶しています。それは、いずれトップになれば悪役はしたくても出来ないということを示唆していたのでしょうね。それにしても、若い、研4?でしたか。

瑞垣さんおはようございます。続けてのコメントに感謝です。
私も宝塚の日本物が大好きです!ほんとに家に居ながらにしてこのような日本物の舞台が観れる事に幸せを感じます!
町民姿にしてもお公家さんにしてもジェンヌさんの青天が素的だったり、ショーとは違った魅力を感じますよね!

最近始められた『タカラヅカつれづれ』というブログ早速拝見させて頂きましたが、変わった視点で書かれて居て良いじゃないですか~!ニフティのココログなんですね!仲間が増えて嬉しいわ!これからもよろしくねヽ(^o^)丿
『タカラヅカつれづれ』は↓
http://dukasyufu-tawainai.cocolog-nifty.com/blog/

いの様、お返事ありがとうございます!
タカラヅカの日本物のお芝居はなかなか良いと思います。
NHBBSの放送は画像も綺麗ですし、堪能しました。
また、訪問させて頂きます。
最近、『タカラヅカつれづれ』というブログ名で始めました。ブログはまだまだ駆け出しのひよっこです。好き勝手に書いていますが、宜しかったら覗いでやってください。

瑞垣さんはじめまして!主演の皆さんが歌上手さんで、芝居も宝塚と言うよりまるで新派を観ているようで、良かったですね~!
ほんとにラストのあの言葉にはいつもグッと来てしまいます!コメント有難うございましたm(__)m

はじめまして!今、『川霧』観終わって、『ル・ポアゾン』を観ながら書き込ませて貰っています。『川霧』はなんど見ても秀逸な作品だと思います。ラストの橋で、影コーラスと2人のシーンは最高!!

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