何も決められない政治にうんざり!
少し前に「報道ステーション」の番組で、社会保障と消費税の話が取り上げられていました。
先ず年金受給の比較を観て…個人的に単なる損特勘定を見ても差が大きくて驚きましたが、それだけではなく、支給されている財源を見てさらに驚きでした! な~んだもう現実的に破たん状態じゃないか~!と思いましたね~!
何故、年代別にそんなに差が出るのか?…1961年には9人の現役世代が一人の高齢者を支えて居た時代。
そして2011年時代は3人の現役世代が一人の支給世代を支えている状態で騎馬戦状態だそうだ。
さらに2050年は老齢化社会となり、一人の現役世代が一人の高齢者を支えると言う肩車状態に成るそうです。
そして現在、国民年金も厚生年金も全て入れて、給付で掛る総額は、何と年に49兆円も掛るそうです。
しかし入ってくる保険料の総額は29兆円で全く足りない状態です。
仕方無く足りない分を税の国庫負担で補って居るが、それでも足りなく、ずっと将来の為に積み立ててきたお金を毎年7兆円づつ取り崩して年金の支払いをしているそうで、どんどん積立金が減ってきているそうで、2006年度に149兆円あった積立金は、2011年度には111兆円まで急激に減って来ているそうで…何と5年間で40兆円も減ってきているそうです
これから先を見ると厚生年金は2033年には枯渇するそうで、国民年金も2037年には枯渇するそうです。
その理由は、非正規労働者が増えている為、保険料収入がダウンで昔の様には、入ってこない!
その上、運用も今までは想定利回りが3.2%だったのが
現況はー3.3%にまで落ちて居る。
年金だけで廻して行こうとするなら保険料をアップするか支給額を下げるかしかない。
しかしどちらも急激に変化させる事は出来ないし、民主党の年金改革案の誰もが最低保証7万円受給できる案も財源が大きくて~となるとこちらも纏まるまでは簡単では無く…
だから一刻も猶予が無いと政府が消費税増税を焦る意味が分かる。そこで野党に話し合いを求めたが受け入れられなかった!
民主党は党内が消費税反対論者が多く纏められないから、先ず野党に話し合いを求めたのだろうけど…民主党の大嘘吐きのマニフェストを見れば自民・公明が話し合いを拒否する気持ちは良く分かるが、ここは一つ野党も大人になって…野田さんの仰るように政局では無く、大局で~の言葉を受け入れたらと思いましたが、無理でしたね~!(-.-)
自民・公明が言うように消費税アップを言う前に社会保障の未来像を示して欲しいとか、先ずは身を削ってからにするべきと言う意見も分かる!
しかし無駄を削ると言っても国会議員の定数削減などは今の民主党案では反対も多く、そう簡単には纏まりそうもない!しかしここまで来たら前原さんの仰るように「野党の賛成が得られないから国会議員の定数削減ができないと言うのは無責任だ!
何とか衆議院・参議員も通る様な方向で纏められないのか?と思いますが…。
何も決められないと言うのなら1日も早く解散すべきと思うし…こんな状態がいつまで続くのか?
国民は何も決められない現状にもううんざりです!
4次補正も決まりやっと2重ローン問題で苦しむ人々が救えそうで、良かった~の気持ですが、議員の皆さんにはこれだけ高齢社会となり借金大国となった今、どうぞ今後の社会保障が成り立つよう一歩でも2歩でも頑張って前へ進んで欲しいと思います!
どっちにしても後一年半で解散だからそれまで民主党は頑張れ~!
その後で国民に信を問えば良いのでは?と思うのですけどね~…。
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