映画「クレオパトラ」 を観て
昨日偶然に映画「クレオパトラ」 を観ました…カエサルの名前が聞こえたので、えっ?何のテレビと思って、途中から観た映画で、しかも途中までしか観れなかった映画ではありましたが、余りのスケールの大きい大スペクタクルの映像に驚きながら観入った映画でした。
クレオパトラの居住する王宮でのシーンや、戦いの場面等は、壮大でやはりドラマ等とは比較に成らず、さらに驚いたのはスフィンクスの像に乗り、黄金の衣装を纏ったクレオパトラ親子を、カエサルやローマ市民達がローマに迎い入れる様子は、想像を絶するシーンで驚きました!
それは一言でいえば、現在のオリンピック開会式の大イベントの様で、クレオパトラの偉大な存在を感じさせます。
クレオパトラって世界統一を夢見て、盛んにカエサルに進言して居たのですね~!驚きです!
内容の一部は宝塚の「暁のローマ」とそっくりで、自分を総督だ・神だと名乗るカエサル(轟悠さんが演じた役)が、ローマ帝国で独裁官の座を手にし、王に成りたいと言う願望を持ちながらも、王には成りたくないとか、王冠など欲しくは無いと言って居たのは、イタリアを除く小さな国々の共和帝国の王にしかなれないと知ったからだったのかと思いました。
カエサルにローマを独り占めされる事を恐れたローマ市民が、ブルータス(瀬奈じゅんさん)を担ぎ、カエサルを殺すくだりや、アントニウス(霧矢大夢さん)がカエサルは悪くなかったと市民に訴え、褒め湛え演説する円形劇場を使ってのシーンも、宝塚の舞台とよく似ていて、もしかして木村先生はこの映画をご覧に成って作られたのかな~と思ったりしました。
ブルータスやカシウス(大空祐飛)が自殺し、ローマの権力を持ったアントニウスは、その後打ち明けられずに居たクレオパトラへの愛を打ち明け、愛に溺れて、クレオパトラの居る場所から離れず、ローマを統治する能力も失っていくようですね。
映画を観ながら、♪カエサルは偉い~カエサルは偉い~と歌ったローマ市民の場面などを思い出し今さらですが懐かしく感じます。
私が思うにこの映画を宝塚で舞台にしたら、「暁のローマ」よりも壮大で面白いストーリーになったのでは?と思ってしまいました。
舞台では色々制約があるでしょうけど、広い廻り舞台を使って、現実的に無理なシーンは映像を使って、豪華なお衣装で出来ないのかな~?そしてクレオパトラには、男役のみりおちゃん(明日海りお)を絶世の美女に仕立てて、宝塚らしい作品が出来ないかな~と妄想が広がります。
最近は観るのが沢山ありすぎて目が幾つあっても足りないです(>_<)
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