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2012年9月20日 (木)

NHKの「負けて勝つ~」第一部を観ました

NHKのドラマスペシャル「負けて勝つ~戦後を創った男・吉田茂~」を観ました。

ドラマの最初に今では信じられない言葉が政府の間で交わされて居て驚きでした!
アメリカ軍特殊慰安施設を全国に配置する~とか、遊郭から1000人の遊女を至急用意せよ~とか、国が占領されると言う事は女性が冒されると言う事なんだよと~それが警視総監の言葉なんですから(>_<)

しかもアメリカ軍兵士の慰安のナイトクラブを大蔵省が管理していたり、ナイトクラブで自分の幼馴染が居るのを見た官僚に、彼女等は媚びているのではない!
男たちが勝手に戦争し、負けた尻拭いをしているのだ~とか…そう言う言い方もあるか~と驚きでした!

何も無い焼野原に親を亡くした孤児たちがうずくまり、物を食べる様子とか、過去の映像では何度も観ては居るが、改めて戦後の日本はこんなだったのか~と、それはまるで、東日本大震災の津波で、何もかもが流された状況と良く似た光景でした。

日本中が総懺悔の中、くそくらえの精神で立ちあがった吉田茂が、嫌がって居た外務大臣を引き受け、マッカーサー元帥の部屋を訪れた時、「天皇陛下には戦争責任はありません」と帰り際に言った言葉に激怒したマッカーサーが、「天皇陛下が戦争責任を負うかどうかは私が決める事だ!分かるか?」と激しく怒鳴られるシーンはすごかったですね~!

何を言われても屈辱に耐え、唯イェスサーと答えるしかない屈辱のシーン…吉田茂に扮した渡辺謙さんは悔しさをにじませていました!

ドラマの中には、吉田茂の孫(麻生太郎)が出てきたり、近衛文麿の孫の細川護煕が出てきたり、興味深く観れましたが…

白州次郎が吉田茂を爺さんと呼び、GHQからの情報をいち早く伝えていたようで…吉田はGHQからの戦犯名を見て、近衛文麿邸を訪れるが、心は既に覚悟が出来て居た様で、食い止める事が出来ず。

吉田は、若かったころ養子に出される前を思い出し、焼け野原で口走る言葉が何とも切なかった!

帰りなんとて家も無く、慈愛を受けべく父母も無く、みなしご書生の胸中は、いかに哀れに有るべきぞ、こんな下らぬ戦争を止める事も出来なかった!妻も無くしてしまった!娘や息子に顔向けも出来ん! 大切な人も…オレには何にもない!この焼け野原と同じだと~

外務秘書管は悔しさに耐えきれず涙を流しますが「男は顔で笑って心で泣くもんだ」と言い聞かせて…。

「オレ達は戦争に負けたけど奴隷になった訳では無い!外交で勝つ!」と言って身を奮い立たせるのでした!いや~男を感じましたね~!渡辺謙さん上手い!

このドラマは第5部まである様ですが、敗戦後の日本が如何にして復興を成し遂げられたのか、すごく興味深く観れました。事実に基づいたフィクションと言う事なので続きが楽しみです!

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