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2012年10月20日 (土)

宙組「銀河英雄伝説」東宝マイ初日です。

宙組「銀河英雄伝説」東宝初日を観てきました…お披露目に対する大きな期待と、SFと言う作品に対する大きな不安が入り混じった観劇となりました。

プロローグの舞台いっぱいに映し出されたSF戦闘シーンに圧倒されつつも、あ~やっぱりこう言う場面が多いのかと、SF嫌いな私はちょっとがっかり!しながらのプロローグでしたが、とは言っても今までにない新しい振りで踊る群舞シーンは圧巻で、さすが宝塚を感じるプロローグでした!


前もって感じていた二つの国による争い、その二つを操る資源国家とばかり思って居ましたが、二つの国の争いと言うよりも、むしろ銀河帝国の内でも下級出身のラインハルトを嫌う、権力を握った貴族達との争いが激しく、姉アンネローゼを巻き込んだ反政府状況が詳しく~むしろこちらの方が中心に描かれた舞台でした。


自由同盟との争いは映像とダンス場面の中から感じつつも、むしろ銀河帝国のキルヒアイスと自由同盟のヤンは、お互いに相手を尊重しあう仲だったり、それほど敵国としての印象は強く感じなくて…。


その自由惑星同盟にしても、政府軍を支持する民衆たちと、民衆たちを利用しようとする悪人どもが居たり、ストーリーは入り組んでいて正直一回で全て理解する事はできませんでした。


しかしそんなストーリーの中でもラインハルトが争いに巻き込まれた姉アンネローゼを気遣い、優しく思いやる心を感じたり、幼友達のキルヒアイスに対する信頼と友情には熱い心を感じたり~


現皇帝のフリードリヒⅥ世(寿つかささん)が亡くなる寸前に、この国を纏めて行くよう任されたラインハルトは銀河帝国内部の反政府と自由同盟との戦いに挑みながら、オーベルシュタインの意見を取り入れなければ勝てそうもなく、しかしその為には正義感の強いキルヒアイスに内緒で戦おうとしたりして~結果的にはキルヒアイスを失う事になり~




嘆き悲しむラインハルトでしたが、悩み苦しみながらも最後は自分を尊敬しついて来てくれたヒルデと共に目的に向かって頑張ろうとする姿を感じました。


最後の方でキルヒアイスの忠告を受け入れられないラインハルトが突き放すシーンがありますが、その直後にキルヒアイスが撃たれて~キルヒアイスの死が受け入れられず絶叫するシーンが切なくて胸に込み上げました!

主演のラインハルトを演じる凰稀かなめさんは、いずれは奪われた姉を助けたいとか、現皇帝の立場を奪いたいと言う夢を持ちながら居たのに…あっさりと皇帝から国を纏めるよう言われて、闘う相手が違って行く様子でした。


金髪をなびかせ、これ以上ない男役としての美しい容姿とビジュアルはさすがで、それゆえ多くのファンからトップ就任が待たれた舞台だったと思います。


トップさんとしてその恵まれた容姿は、歌とダンスをカバーする充分な魅力が有りますね!


銀河帝国の元帥としての強いイメージはなかったが、激しい気性の中にも優しさを秘めた指揮官に感じました。



今後は、内面から出る優しさを前面に生かした役に巡り会えたらいいな~と言う願いを込めつつ、優しい役で境地を広げて行って欲しいと思います!

キルヒアイスの朝夏まなとさんは、常にラインハルトを補佐し、正義と忠誠を尽くすとてもお得で良い役をされて居ましたね!



歌は声は癒し系では無いが声量があり、自信を持って唄って居る所が良い!ダンスも上背と手足の長さを生かして上手く、目立って居ましたが、フィナーレで一人銀橋を渡る等、やはり相当劇団に推されている感じがしました。これからさらに活躍されるだろうと期待して居ます。


ヒルデ役の実咲凛音さんについては…銀河帝国の伯爵令嬢でありながら、ラインハルトを尊敬し、一女性軍人として志願し、やる気でついに秘書役を勝ち取る役ですが、お披露目とは言え、作品柄、甘い愛とかではなくラインハルトを支える役で、珍しいが良かった!


みりおんちゃんは歌もま~ま~歌えて~その上細くてとても綺麗でした!


ヤン・ウェンリー役の緒月遠麻さんは自由惑星の軍人と言えども戦いは好まず、常に周囲を気遣う優しい心の持ち主で、とおまくんにぴったり!と言う訳で、観る側としては、それでも軍人?と感じましたが…


銀河帝国の侯爵役のブラウンシュヴイクの一樹千尋さんは歌も上手いし、下級出身のラインハルトを姉を利用して出世したと思いこんで居て、絶対に許さないと言う気迫が貫録で、さすが専科を感じました!


アンネローゼ役の愛花ちさきさんは…ラインハルトの姉で、キルヒアイスには常に弟の事を何かと頼んでいましたが、まさかキルヒアイスを愛していたとはびっくりでした!さらわれた身でありながらも、皇帝には良く尽くし、優しいアンネローゼを演じて我慢強さや弟を気遣う様子を感じました。


その他活躍が目立った人は…蓮水ゆうやさん・凪七瑠海さん・七海ひろきさん・純矢ちとせさん。

脇で活躍された方は磯野千尋さん・鈴奈沙也さんでした。


フィナーレは先ずまぁくんが単独で唄いながら銀橋を渡り、次は悠未さんを先頭に大階段から男役のダンス・女役さんのダンスと続き、次にかなめさんがブルーのラメ扮装で、下りて来られて~これがまたすごい素的なお衣装でしたが~


テルさんとみりおんちゃんがまっかなお衣装でデュェットダンスを踊られパレードと成りました。優雅で且つダイナミックなリフトで素的でしたよ~!


初日と言う事もあり、客席からはすごい拍手が送られて暖かい雰囲気を感じました。




内容はSFと言いながらも人としての友情や信頼・兄弟愛など感じる所は沢山あり、たっぷりの内容を感じ良い舞台でした!

宙組「銀河英雄~」2度目を観てきました(2012年11月 8日)




宙組「銀河~」ナウオンを観て



東宝公演の配役は…
こちら



博多座公演の配役は…こちら


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コメント


組替は 別れと出会い 交錯し


卒業で  また会おうねと 約束し


ぐっちゃんと  づっくんトークで なかの良さ

優しさが  役に反映  朝夏さん

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