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2013年1月11日 (金)

NHKの劇場中継「ふるあめりかに袖はぬらさず」を観て

NHKの劇場中継「ふるあめりかに袖はぬらさず」を観て…何も知らずに唯NHKのアナウンサーの一言で見る気になった舞台でしたが、ま~素晴らしい舞台でしたね~!

舞台は横浜の遊廓・岩亀楼が舞台…お園を演じられた坂東玉三郎さんは、最初から亀遊を可愛がる様子を感じましたが、特に亀遊が亡くなってからのお園さんが見ものでしたね~!

長い事床について居た花魁・亀遊が藤吉に恋心を抱く内に次第に元気を取り戻して、遊女として復帰するわけですが、復帰したその日に、アメリカのイリウスが大金を積んで身受けする事を知り、藤吉との恋が叶わぬ事を儚み、自害してしまいます。

その自害が歪曲され、亀遊の勇気を日本女性の義と讃えるかわらばんが評判となって、亀遊を可愛がっていたお園は、岩亀楼繁盛の為に嘘っぱちと知りながらも、語り続け、どんどん事が大きくなり、最初はあれもこれも嘘と否定して居たお園も、次第に真実らしく自信を持って語る様になって行きます…亀遊を忍び悲しみつつも、亀遊の姿を讃える事にはお園自身も喜びを感じつつ語って居たのでは~と思いました。

しかし最後に攘夷党の前で唄った歌がつじつまが合わないと嘘がばれて、斬られそうになり腰を抜かすお園!この後残ったお酒を豪快に浴びて居直り、「お園さんとしては、ふるあめりかに袖も何もかもびしょぬれだよ~!」とひっくり返って嘆くシーン!分かりますね~!

3時間近くの長丁場であれだけの長セリフをまるで川の水が流れる様に自然にすらすらと語る様子が見事で、さすが歌舞伎界の女形の最高峰として長きに渡り君臨する歌舞伎役者・坂東玉三郎さんの貫禄に、唯々感嘆し、どっぷり浸かって観入った舞台でした!

遊女・亀遊に扮した檀れいさん…床についてる時は如何にも弱々しく哀しい遊女で、花魁として登場した時は、その優雅で美しい姿に感嘆しましたが、この役は檀れいちゃんを置いて他には考えられない~と思わせてくれて、さすが宝塚きっての美女ぶりを魅せてくれました。

亀遊の想い人を演じた松田悟志さん…医師になりたいと言う志を持ち、アメリカに渡る為にあの船に乗りたいと思う中で、亀遊との恋に積極的になれず悩む藤吉役でしたが、はっきりしないセリフが如何にも初心な男を感じさせてくれて初々しさを感じました。

坂東玉三郎さんの舞台を映像を観たのは初めてでしたが、細やかなちょっとした仕草にもしなやかさ・女らしさを感じて、又セリフのリアルさは正に役を生きているようで~さすが舞伎界の女形としての貫禄を感じました

キャストやストーリーについて、詳しくはこちら

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