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2013年2月20日 (水)

青年館・雪組「samourai」千秋楽を観て。

青年館・雪組「samourai」を観ました。

1871年の普仏戦争で、フランス皇帝ナポレオン3世が為す術もなくプロイセンに降伏した時、パリ市民は降伏を認めず、自分たちの手で敢然とプロイセンに立ち向かったが、結果として負けに終わった戦いだった。

その中でパリ市民達を助け命を掛けて最後まで戦い続けた前田正名(音月桂)や渡会晴玄(早霧せいな)は、結果としては負けたが、パリの侍~と高く評価される迄を描いた舞台でしたが…侍根性が半端じゃ無かった!

この舞台を観て思った事は…いくら坂本竜馬を尊敬し師と仰ぎ、刀を譲り受けたからと言って~、いくら日本はいかにあるべきか~と大きな理想を掲げ、結果として多くのパリの人の為に戦ったからと言って~それが日本の為に果たして役に立ったのだろうか?

唯、侍らしく死ねたからと言って、自分の人生を振り返った時、果たして幸せな人生だったのかと~昔の事とは言え、何だかやるせなくて~切なくて~だった(>_<)とても今ではその気持ちを理解できない!

確かに何も戦わずしてプロイセンに降伏なんて市民からしたら許せなかっただろう!
しかし武器も無く食料も無く~では余りにも無謀過ぎるし、パリに命を捨てに言った様なもんじゃないかとさえ思えてくる。

谷先生の作品は嫌いじゃないけど、まぁ昔こう言う人が居たと言う日本の歴史を知るには良かったが、余りにも宝塚的な作品からは逸脱して居るように思えてしまいました。

プロローグの如何にも日本の歌舞伎を連想させる3人の連獅子は素晴らしかった!

でも不慣れな土佐弁?できっと生徒さん達は大変だったろう!

それにしてもあの前田正名と言う人物は、あれだけフランス人に馬鹿にされながら、よくも我慢してフランスの地に居続けたものだと感心しましたね!

一人では無く、同じころ渡った渡会晴玄(早霧せいな)と言う仲間が居たから、居られたのだろうけど…。

音月さんの正名は正義感強く高潔なる武士の気質を良く表現して素晴らしかった!
でもあの鬘はどれも余りカッコ良くは見えなかったですね~!

今は女役に転じた大湖せしるさんが、フランス将校?のヘレン役で、一人悪役を引き受け憎々しげに演じて居られたが見事だった!

この役が憎々しく感じれば感じるほど、前田正名に対する同情心が募ってくると言う大事な役だが、彼女は立派に演じて居た。

しかし宝塚はどんなに作品が暗くても華やかなフィナーレが付いているから良いですね~!

フィナーレでは、お芝居の鬱憤を吹き飛ばすように明るく楽しそうに踊って居て、素敵な舞台が観れました。

そして千秋楽のご挨拶は「公演は本当に短かく感じたそうですが、それも連日お客様の拍手と暖かく見守り支えて頂いたお蔭で、充実出来たそうです。
お芝居の中で、正名が龍馬に頂いた言葉「勇気を奮えば何事もなしうる」私達はこれから勇気を持って何事にもチャレンジして行きたい…とご挨拶されて居ました。

そして湖の公演を最後に組替えとなる凛城きらさんには「「時代が変わっても、侍の世が終わっても、組が変わっても、雪組魂は彼女の中にありますetc~」とお言葉を頂いて、顔を抑えて居らっしゃいました。千秋楽らしい光景が見れました。

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