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2013年5月11日 (土)

宙組「モンテ・クリスト伯」初日を観てきました

宙組「モンテクリスト伯」観てきました…もう大劇場で一カ月間公演されている舞台ですが、ここではストーリーが見えてしまいますのでご了承くださいませ。


 

宝塚では珍しい復讐劇!いや~良かったですよ~!



無実で投獄され、屈辱の人生から世に出るまで20年!ひたすら復讐する事のみしか考えられなかったエドモン・ダンテス…4人の復讐の相手は既に一人死に、一人は自殺に追い込んだ。そして最後に残るはフェルナンとその妻のみ。




憎しみのフェルナンの息子と決闘することになったダンテスが最後に選んだ道は、ベルツッチオがいつも唱えて居た希望への道でした。


 

何と決闘で向き合ったダンテスとアルベールのピストルにはどちらも玉が入って居なかったんですね!



ダンテスは自分が死んでこの復讐劇を終わらせようと思っていたし、アルベールも又自分が死んで親であるフェルナンと母親が助かるのなら~とおもっていたらしい…何と言う結末!




しかもアルベールがダンテスの息子だったとは!あの緊張から解き放たれた時、そしてあれだけ許せなかった妻メルセデスと抱き合った時、胸に熱いものを感じて~涙が出ました!




 

しかし尚ダンテスに想いを寄せるメルセデスに怒り狂ったフェルナンは銃を向けますが、周囲に撃たれて~全ての恨みは果たされたのです。

 

宝塚らしい希望が見えるラストで良い舞台でした!

 

 

良く考えればあれほど許せなかった心が、愛に代わる時が余りにもあっけなくて、不自然さを感じた部分もあるが…そこはやはり時間と言う制約がある中でここまで復讐劇を宝塚風に描かれた石田先生のご苦労が伺えた舞台でした!



 

凰稀さんとしては復讐に燃える部分が多く、今までにない役だったと思いますが、悔しさを爆発させたい気持ちをじっと堪えての牢獄時代と、世に出ても尚復讐に燃え続ける姿からは充分に悔しさが伝わって来て、汚れたビジュアルを上手くこなされ変身も興味深く、今までにない引き出しを増やして行けたのではないかと思いました。



 

ただ舞台上で着替える時、頭の後ろから口元まで伸びている細いマイクが、外れてしまって、でも落ち着いて相手のマイクを使って聞こえると言う、ちょっとしたハプニングがありました。

 

フェルナンの朝夏まなとさんも今までにない悪役で、人の持ってるモノを全て自分欲しがると言う性格の悪さを上手く表現し演じて引き出しを増やされたのではないかと思いました。



 

実咲さんもフェルナンの言葉を信じてダンテスを愛しながらも裏切って行った様子や、しかし最後はやっぱり正直な自分の気持で諦めずに居た事が、希望へと結びついて良かったな~と思いましたね。

 

 

ショー「Amour de 99!!」はプロローグからキラキラと輝き、あっと思わせる華やかな舞台で、神士・淑女のお衣装が美しく、凰稀かなめさんや、悠未ひろさん・緒月遠麻さん・朝夏まなとさんが次々と中心となり、入れ代わり立ち変わり活躍するシーンが観れるプロローグは、さすが99年総括のプロローグ!

 





ショーは内海重典先生から始まり、横沢英雄先生・高木史朗先生・小原弘稔先生・鴨川清作先生へと進んで行きますが、中でも高木史郎先生の懐かしい「タカラジェンヌに栄光あれ」より、ライチの男・ブルーベリーの男・バナナの男・ドラゴンフルーツの男・グレープの男と見せつつ徐々にパイナップルの女王へのシーンに迫ります…ここはもう最高の盛り上がりで、あの凰稀さんのパイナップルの女王が登場しますが、女の私でももう目が点でした!

 

凰稀さんはオレンジの羽根を頭に着け、恵まれた上背からは美しい御御足が惜しげもなく~男役が女に変身するとどうしてここまでと思うほどに色気を感じますね~!目を楽しませて頂きました(*^_^*)



近年男役しかされていない凰稀さんは、恥ずかしいと仰って居ましたが、本当に見せない方がもったいない位で、素晴らしかったです!

 

そして心に残ったシーン…それは朝夏まなとさんと実咲凛音さんが優雅にワルツを踊られたシーン…ストーリー性のあるダンスは泥棒紳士でした…このデュェットはシャープで美しく結構長いシーンでしたがそれ故本当に魅せられました!


踊りながら見事ネックレスを奪う事が出来、でも彼女は盗まれて居た事を知って居て、自分のネックレスを外して男に渡す~と言う面白い落ちのついたダンスでした。

 

そして人々が祈りを捧げる「シャンゴ」は、アフリカの大地からあふれ出る様なエネルギーを感じましたが、衣装もキラキラとした黄金に輝き、宙組の皆さんが心を一つにして踊られて大迫力でした!

 

そしてフィナーレ大階段の男役陣のダンスは美しく見事でしばし見とれました!何度観ても素晴らしいシーンです!

 

又トップお二人のデュェットも美しかったですよ!

 

専科の美穂圭子さんの唄声は何時もながらすごい声量で圧倒されますが、トップお二人のデュェットのシーンで唄われた時は、余りに歌が圧倒して居て違和感を感じてしまったのは私だけでしょうか?



最後のエトワールの美しい声は誰だろうと思ってオペラでみれば…あれは美風舞良さん?と思ったらやっぱりそうでした…ほんとに美しく伸びのある声でしたね!

 

 

凰稀さんの他に特に活躍されて居たのは、男役ではやはり悠未ひろさん・緒月遠麻さん・朝夏まなとさんですが、蓮水ゆうやさんや、七海ひろきさん・愛月ひかるさん・澄輝さやとさん・蒼羽りくさんが主に活躍されていたようです。



娘役さんは勿論実咲凛音さんは良く観て居ましたが、後はすみれ乃麗さん位しか気が付きませんでした。

 

男役さんでは七海さんプッシュされて居ましたね~!やっぱり上手いし、素的だからでしょう!

 

凰稀さんは特にダンスや歌が秀でて居るとは思えないトップさんでしたが、華やかさは天下一品で、ショーの内容も99年を総括するに相応しい内様で見応えがあり、お芝居もショーにも大満足で帰って参りました。

 

後もう一度観劇予定があるので、楽しみにして居ます。

 

幕間には蘭寿とむさんのグッズのTシャツなどを買ってきました。

 

独りよがりの感想ですが、又また長々と書いてしまいました…最後まで読んで頂き有難うございました。

 

公式はこちら 

 

 

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