匠ひびきさん主演の「カナリア」を観て。
2001年ドラマシティ公演の「カナリア」は、正塚晴彦先生脚本・演出の作品ですが、割と戦争を背景の舞台が多い先生の作品の中で、この舞台は本当に先生の作品?と思えるほど、今までの舞台とはかけ離れて居て~考えが突飛で、真面目にやればやるほど面白くて~、良くこんな作品を作るな~と感心して観入ってしまう作品です!
匠さん主演のこの舞台を久しぶりに昨日は2幕の少し前あたりから見始めましたが、コミカルな部分がたくさんあり、一人で大笑いしながら観いりました。
悪魔学校の優等生ヴィム(匠ひびき)は卒業を迎え、人間界に降りて最初に出会った人を最高に不幸にし~、死後の譲渡契約を最低一人もらってくると言う卒業課題を与えられて人間界に降りるのですが~
そこで最初に出会ったアジャーニ(大鳥れい)はもう既に最高に不幸を感じながら生きている人で~(*^-^*)
銀行強盗をやらせて~立ち上がれないようにしようと…でもヴィムの予測とは真逆に、お金持ちになり、警察には捕まらず~それだけでなくアジャーニはヴィムに好意を持ち~どんどん幸せになって行くと言う~コメディたっぷりな舞台でした。
悪魔学校の青年の匠さんは冷たい悪魔っぽさを感じさせて~真面目にやればやるほど面白かったですヽ(^o^)丿
さらに、あのトップ娘のみどりちゃん(大鳥れい)はスリをやったり~銀行を襲うシーン…今までのどんな舞台でも見れなかったはっちゃけた演技で~しかも迫真の演技で~こんな役も出来るの~?と思わせて~それはそれは驚きでした!
教会の神父ラブローのおささん(春野寿美礼)は、神父としての穏やかさ・優しさを感じさせながらも偶に爆発したり~、時々魅せるコミカルなシーンが可笑しくて~あすかちゃんとのコンビも息があってて~最高でした!
ヴィムを兄貴と慕うウカ(瀬奈じゅん)が本当に弟分の様で、いつも匠さんの周りでウロチョロとしてて、それが素の麻子さんぽくて~生き生き唄い踊る姿がカッコ良くて~私としては大満足の舞台でした!
悪魔学校の校長先生のしびさん(矢代鴻)の歌が最高に上手くて~貫録でした!
皆卒業してしまっている舞台ではありますが、現役時の姿が本当に懐かしくて~楽しい舞台でした!
過去にも感想を載せていますので良かったら見てね!
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