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2015年8月22日 (土)

映画「日本のいちばん長い日」を観てきました。

映画「日本のいちばん長い日」を観てきました。


混んで入れなかったら嫌だな~と思ってネットで予約して行きましたが、行って見ると早い時間だったからか、すごく空いていてびっくりでした。


この映画を観たいと思った理由は、どのようにして日本の戦争が終わったのか?又ご高齢の昭和天皇の姿を観ていた者として、
天皇がどれほど政治に関わって居たのか?を知りたくて、この映画を絶対観ておきたいと思いました。




観終わって見て、昭和天皇がこれほど日本国民を想い~一日も早く戦争を終息させたいお気持ちが強く感じられて~、又そのお気持ちを汲んで当時天皇陛下の経っての願いで就任された鈴木貫太郎総理大臣や、陸軍大臣・阿南これちかが、軍を抑えながら、最低限の条件を飲んでくれるなら~とポツダム宣言を受け入れ、玉音放送がされるまでを、描いた物語でしたが、





兎に角あれほどひどい状況になっても、陸軍の血気盛んな将校たちは、まだ「2000万の特攻で戦えば必ず勝てる」などと言い張り~「命を投じて勝ったからと言って、本当に勝ったとは言えないと、阿南さんに怒鳴られていたが~敗戦を認めたくない者たちが多くいて驚きました。





そうこうしている内に広島・長崎に原爆が投下され~一刻の猶予も無い中で、ポツダム宣言を受け入れるかどうかの会議があり~阿南さんは受入派が多くなっていく途中で陸軍本部に電話をし、反対派が多いから、もう少し待てと指示したり~騙し騙し熱い将校たちを抑えて来た様だった!




玉音放送にまで漕ぎつけても、なおその録音版が何処にあるか探し~放送局が占拠されたり~




結局軍を完全には抑えられず、若い兵たちでクーデターが起こり、反乱軍を抑えるのに上層部は若い将校に撃たれたり~終息に至るまでは大変でした。



戦争を続けるか、終わらせるかで意見が分かれた時、昭和天皇は「私は阿南陸軍大臣の意見を支持する」と仰って「軍を無くして日本国民を生かす」で心を一つに収束に向かわせた様で、




陸・海・空の関係者を集めて、天皇陛下のお言葉を聞く場面がありましたが、「私はどうなってもいいから~耐え難きを耐え~忍び難きを忍び~平和へ向かって」のお言葉を告げる時、大臣たちのすすり泣く声がして~もらい泣きしました!









映像の中の防空壕での会議室が思ったより立派で、当時はあんなだったのか~とびっくりしましたが、最高峰の演技派キャストで創られたこの映画は、ほとんどが事実に基づくものだそうで、これを見ると今平和の時代に生きられる事がどれほど幸せな事なのかを感じます。



先ず陸軍大臣(阿南これちか)を演じた役所広司さん…軍を纏めながら天皇陛下のお気持ちを汲み、命を懸けて終戦に向かわせた役を、自然に演じて素晴らしかった!自決の朝の奥様への優しさや役付きの下の者への優しさも役所さんのイメージとリンクして暖かい心を感じました。



昭和天皇を演じた本木雅弘さん…あの静かな佇まいとあのお声が正に昭和天皇そのもので~髭と淵なしの眼鏡を着けられたお姿は、まるで本物?と思えるほどで、びっくりでした!




東条秀樹が天皇に戦争を続けるよう懇願に行った時、国民をサザエに例え、言った言葉(良く聞こえなかったが)に対して、天皇は「~~違うか!東条!」と、あの物静かな天皇陛下が珍しく叱責する場面があったが、静かながらも威厳を感じた。






苦悩に満ちた昭和天皇をリアルに演じて、これ以上の配役は居ないだろうと思わせてくれて~モックン素敵でした!ヽ(^o^)丿



陸軍少佐・畑中健二を演じた松坂桃李さん…何処までも熱く~血気盛んな陸軍の兵士でしたが、ロシアの名も入って居ないポツダムをこのまま受け入れてはだめだと~何処までも戦争を終わらせたくなく~最後まで戦うんだと言う強い気持ちが伝わってきて怖いほどでした!




迫水久常(書記官長)を演じた堤真一さん…ご高齢の総理大臣の心に常に寄り添って、忙しくその立場は大変だったようですが、こまごまとした事も良く気付かれたり~常に総理寄りが感じられて上手かったです!

ご本人も「こんなに緊迫感のある現場はもう嫌(笑)と言う位凄かった」と言う言葉が記されていました。



鈴木貫太郎(総理大臣)当時76歳?を演じた山崎努さん…ご高齢でありながら、天皇陛下の経っての願いで総理に就任されたそうで、天皇陛下に対しての忠実さ・総理としての貫録が感じられて~当時を振り返らせてくださってリアルな演技が素晴らしかったです!




軍をなくすと言う言葉から阿南陸軍大臣が責任を取って、切腹への場面になるまでを、反乱軍の場面を交互に映し、最後阿南陸軍大臣が切腹する場面までリアルに映されていてびっくりしました(@_@)




遠い外国で未だ戦っているものを考えると~又軍をなくすと言う言葉からも、責任を取っての自決は当然かもしれないが、今を生きる者としては割腹自殺なんて、とても考えられないですが、当時はそれが当たり前の様にも感じられて、勇気ある行動に只々びっくりでした!



又若き将校たちもピストルで自決する場面に厳しさと空しさを感じました!




今さらですが、戦争を体験して居ない者として、日本がどうやって終戦を迎えたのか?の一端が覗けて自分にとっては有意義な映画でした。



所々早口で聞こえない場面もあり、もう一度見たいと思いました。

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