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2015年12月 2日 (水)

花組「新源氏物語」を観てきました

花組「新源氏物語」を観てきました…何と豪華で~何と優美なこれぞ宝塚の世界だったでしょう!
全体の感想としては↓



プロローグはチョンパで一瞬にして雅な平安朝の世界へと誘われます。



大階段中央で惟光(芹香斗亜)が♪恋の曼荼羅~を唄う中で~銀橋では高貴なお衣裳に身を包んだみりおちゃん(明日海りお)が優雅に舞い~
女御たちが高貴なお衣裳で舞台いっぱいに舞い~大階段に居並ぶ女役さん達は、まるでひな壇に飾られたお雛様の様で~豪華絢爛の源氏絵巻のオープニングですヽ(^o^)丿



銀橋で舞う源氏の君は、美しく~品よく~優美なお姿は、正に宝塚の光源氏ここにありの明日海さんの世界でした!


さ~これからモテモテではあるけれど数奇な運命をたどった源氏の君の物語が始まるぞ~と言うわくわくした気持ちになります。




柴田先生のすっきりと纏められた脚本は、展開も早く~曲は♪恋の曼荼羅~をはじめ、どれも素敵な曲ばかりで~大野先生の演出も素晴らしく~
セットも言う事無し!そして演じるはこれ以上のはまり役は無いだろうと思われる明日海りおさん!




1時間40分、平安王朝の優美な世界にどっぷりと浸かり~
見応えのある舞台でした!




桐壺帝(汝鳥伶)の妃と知りながら~熱情のままに藤壺(花乃まりあ)を恋し~藤壺も又許されぬ恋とは知りながら源氏に傾き~
許されぬ恋に落ちた二人は、不義の子を産み~強く心に想いながらも2度と会う事が許されなかった光源氏と藤壺。




しかし愛する藤壺の姿を追い求めて~花から花へ舞う蝶の様に、平安の宮中を背景に激しく情熱的に華やかに生きた光源氏の舞台は…
観る者にとってはこんなに興味深い作品は無く…後半は柏木(柚香光)による裏切り~と言うさらなる辛い人生が待ち受けていたとは~!



父は全て知って居たのか!のくだりは、愛しながらも会う事も出来ず~辛さが募る中、柏木による裏切りはさらに辛く~
その重い責任と辛い人生を心に秘めながら宮中に上がる時、光源氏の切なさが伝わって来て胸が詰まりました(-.-)




場面場面による感想です↓
2場…惟光(芹香斗亜)との会話が面白い!源氏「ようかなと言っただけだ」気ままな源氏を感じます。

3場…光源氏、宿直の間で、頭中将(瀬戸かずや)や左馬頭等(鳳真由)が理想の女性とは~を唄う場面の歌詞が面白かった!
♪素直で優しく美しく~仄かな色香を漂わせ、控えめなのが理想の女性~だそうでなるほど~上手いこと言ってますね~(*^-^*)

5場…王命婦によって止められたのに~「そんなことは分かって居る」と強引に藤壺に会わせるよう頼む源氏の君。
最初は罪の怖さから拒む藤壺を強引に攻める源氏の君だったが、藤壺もずっと心に想って居たようで~このセットは薄いカーテンで、しかも回り舞台を使って「二人して罪に堕ちましょう。二人ならどんな地獄も楽しいはず~」と熱く燃えるラブシーンは宝塚的で美しかった!

6場…六条御息所(柚香 光)とのシーンは、個人的な好き嫌いは兎も角として~れい君の六条
御息所は、源氏の君を強く愛する様子は女性らしく~上手かったですね~!

8場…天の川幻想は、藤壺(花乃まりあ)は織姫の姿で現れて、年に一度の逢瀬を求めて綺麗な場面でした!

9場…若紫を見つけ奪うまでのシーンは、惟光もびっくりした行動力で、現在なら誘拐で訴えられるところですが、
さすが源氏の君でしたね~!

10場…我が子との対面の場は、源氏の君と藤壺にとっては桐壺帝に「源氏の君に生き写し」とか言われて、それはそれは冷汗ものだったでしょうね!
ところでそなた左大臣家に余り足を運ばぬようだが、北の方(花野じゅりあ)を、なぜそう疎かにするのだ!」藤壺に「そなたからも戒めてやってくれぬか!幼い頃の源氏はそなたの言う事だけは良く聞いた」とか言われて~。全てわかっての言葉だったのですね!


11場…車争い…葵の上(花野じゅりあ)の車と六条御息所(柚香光)の車が、互いに一歩も譲らず~のシーンがすごかったですね!車沿いに着いている大勢の従者たちはあのような時に、争う要員としてしているのだろうか?後半、六条御息所が生霊となって葵の上を苦しめる場面は、恐ろしかったが、ほんとにあのような生霊となる場合があるのだろうか?
葵の上は身体も弱って、亡くなりますが、亡くなる寸前にやっと素直な気持ちになれたようで、最後に源氏の君に看取られてそれだけでも幸せだったようですね!

12場…紫の上(代役・
城妃 美伶)とのシーン。紫の上と居る時は源氏の心は安らいだようで~紫の上に「殿はどちらに?」と問い詰める場面は、惟光もたじたじでしたね~!朧月夜(仙名彩世)の君だけは、近づかないよう進言していたのに~

13場…花の宴…光源氏と頭中将(瀬戸 かずや)が華やかに美しく舞うシーン…黒い冠を被って大きな衣を着ての舞は大変そうですね!

14場弘徽殿の怒り…弘徽殿の帝(京三沙)の母の私が、どうして藤壺ごときの下に座らなければならないのか?の場面の右大臣(天真みちる)が弱々しくも上手くあしらって面白かった!

15場…朧月夜
(仙名彩世)…源氏は「あ~一つの恋を葬って~…今宵は恋の通夜をしようの場面…光源氏としては藤壺の想いでいっぱいだったはずなのに、朧月夜(朱雀帝の寵愛を受けている)の出現で~

16場…証拠を掴んでいるとか~謀反だ!反逆だ~!の声が上がる中、
方法は唯一つ、大后が手を打って朝廷から罪人とされる前に都を離れようと都落ちを決意する源氏の君。手を出すのも早いが逃げるのも早い(*^-^*)

17場…須磨の浦…頭中将(瀬戸かずや)が須磨を訪ね、藤壺の女院がとうとう御出家されたことを伝える。手紙を読む源氏はお顔も暗く、紫の上を思い浮かべて居た。

18場…突然亡き父親の桐壺帝が現れ~都へ帰るよう言われていた。

19場…源氏の栄華、十年後、夕霧(鳳月杏)と柏木(柚香光)が舞う舞楽風の衣装で舞う。一つの見せ場で素的でしたね!

20場…夕霧…夕霧(鳳月杏)と雲井の雁(代役・音くり寿)の結婚が許された場面…幸せそうな二人!


夕霧の姫に対する優しさを感じるが、
柏木に元気がないと感じ問い詰めると、柏木の密通を感じて~「お前は自分の将来を自分で抹殺しようとしているのだぞ」と忠告し、必死で柏木を止めようとするが~聞き入れられず~ついに起きてはならないことが起きてしまって~今を時めく源氏の君の妻三ノ宮を奪うとは~そしてついに恐ろしい二人の結末が…女三宮に男子誕生。
♪源氏は全てを知ったのです~桐壺帝(汝鳥伶)を裏切った自分には柏木を責める資格は無い!と。おごりの罪に神は罰を下したのか~」のラストは光の君の心中を痛いほど感じて~胸にこみ上げてきました。


父上は何もかもを承知の上で永久に胸にしまって行かれたことを知ったのです。


苦しみや辛さを心に秘めて宮中に挙がる光源氏でした。
この日は三井住友カードと宝塚友の会の共同貸切日で終演後、みりおちゃんのご挨拶が聞けました。


男役さんの個人別感想は…こちら
女役さんの個人別感想は…こちら
舞台が終わって~直ぐにもう一度観たい!気持ちになりました。
家に帰って直ぐに自分の予定を見ながらチケ流を探したが、すごく悪いお席か、高くて良いお席もあったが、自分には高すぎて~断念しました。

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