星組「桜花に舞え」3度目の観劇行ってきました。(写真を追加)
星組「桜花に舞え」3度目の観劇行ってきました。
お芝居は、明治新政府では陸軍少将に任じられながらも、敬愛する西郷隆盛と共に下野し、“避けられぬ宿命”西南戦争へと身を投じて行った桐野利秋の真っ直ぐな人生を描いた作品で、真心と勇気と義に生きた最後の侍の姿が北翔さんと重なる部分があり、涙!涙!の舞台で見応えがありました。
お芝居は3度目でしたが感動シーンが何か所もあり、お芝居が終わった時、正直顔がぐしゃぐしゃでした。
周りの方も多くの方が泣いていらっしゃって~歴史ものでこんなにも感動出来て、日本が過って辿って来た時代を多少なりとも勉強出来て~ほんとに良いお芝居でした!
皆日本国の為に~と言う気持ちだったのに、新政府が出来て~最後は敵味方に分かれて戦う事になって、戊辰戦争の居残り組の礼真琴さんも、桐野利秋を許して置けなくてほんとに恨みつらみが伝わって来ました。
最後に桐野利秋が、会津藩士の八木永輝(礼真琴)に銃で撃たれた時、政府軍の兵士たちに尚も四方八方から斬りつけられて~
敵方なれど衣波隼太郎は居たたまれずに、命尽きた友の身体を抱き起し~「わいら恥を知らんか~!命が果てた勇敢な侍に秘法な真似ばしおっせ!維新とはこげなことじゃったとか~!」と兵士たちを怒鳴るシーンはもう涙なしには居られません!
敵方なれど衣波隼太郎は居たたまれずに、命尽きた友の身体を抱き起し~「わいら恥を知らんか~!命が果てた勇敢な侍に秘法な真似ばしおっせ!維新とはこげなことじゃったとか~!」と兵士たちを怒鳴るシーンはもう涙なしには居られません!
みんな役に成りきって男らしくあの時代を生きて~あの時代があったからこそ今の日本がある~事は分かりますが、維新って何んと辛い時代だったのでしょう!
北翔さん…真心と勇気と義の心を大切に最後の侍として生きた中村半次郎さんは、どことなくみっちゃんと被る所があり、最後まで西郷さんに着いて行くなど律儀で~日本男子らしさを感じますね~!
政府軍の抜刀隊に囲まれた時、「どうせ散る身と知るならば季節外れの桜ん如く華やかに舞って見せようか!」と言ってバッサバッサと20人位斬るシーンは、圧巻で~最後を飾るにふさわしいカッコいい場面でしたよ!
紅さん…最後、半次郎さんを庇って、泣きながら怒鳴るシーンは、お芝居とは思えぬほど迫真の演技で~紅さんなればこそあれだけ感動のシーンとなったのでは?と思いました。
礼真琴さん…会津藩の八木永輝は戊辰戦争の生き残りで、浪人姿で長くつらい時期を過ごしたのであろうし、姫をあんな姿にして~許せない気持ちを歌で表現していてさすがに上手かった!
妃海風ちゃん…半次郎が好きで、でも父親を殺した相手と知った時から離れて行ったが、
事情が分かってからは半次郎に会って謝ろうと、命の危険を顧みず白字軍に入って、健気な女性を演じて一途さが伝わってきました。
美城れんさん…歌からも台詞からも暖かい人柄が滲み出て居ましたが、歌も上手いし~芝居も上手い!いつもみっちゃんと同じくらい拍手を貰っていました。
北翔さん・紅さん・妃海さん・礼真琴さん・七海さん・夏美さん・美城さんら主要人物の活躍はもちろんですが、壱城さんや・七海さん・天寿さん・夏樹 れいさん・十碧 れいやさん。若手では、薩摩藩士の瀬央 ゆりあさん・ひろ香 祐さん・紫藤 りゅうさん等の活躍が目立っていました。
女性では、綺咲 愛里さん・音波 みのりさん・真彩 希帆さんらが活躍されていました。
主な配役はこちら
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