星組「ベルリン、 我が愛」ナウオンを観ました。
待ってました!星組「ベルリン、 我が愛」ナウオンステージを観て…一人一人が順番にご自分について話されて居て、聞き易かったです!
先ず撮影時のエピソードから聞けましたが、バックから光が当たって居るんですね~!
役創りについて、それぞれの苦労や抱負など。
ロルフ(瀬央 ゆりあ)…台本頂いた時にアリアの一節を唄うと書いてあり、酔っ払い過ぎても何言ってるか分からないし、
その塩梅が難しいと思いながら役創りをしてきたそうです。大抜擢と言われたり~いじられキャラという所が瀬央っぽかったとか。やってて楽しい。枠にとらわれず色んな酔っぱらい方をしてみたい。
アルフレート・フーゲンベルク(壱城
あずさ)は…大実業家で、お金持ち、人は殺さないし、悪い事は描かれて居ないのに、雰囲気と何か企んでいる感を出したくて、向こうチームは映画を愛して創っているけど、こちらチームはお金に成ればそれでいい~!その違いが出せれば良いと。頭の中は金と女だそうです。何であんなにレーニ(音波みのり)を好きになったのか?
好きというより遊びなんですけど~。ゲッベルスさん(凪七瑠海)は20人位の愛人がいたそうですが、
フーゲンベルクについては何も載って居なくて~かちゃさんとシーランは新聞に載ってた話をしていました。
ニコラス・カウフマン【UFAの映画プロデューサー】 七海 ひろきさん…実在人物で本当はプロデューサーもしてるし、脚本も書いて監督もしてて、しかも博士号を持ってると言う~調べるといろいろ出て来るそうで、この作品においては、テオが「私がやりたいです」と言ってる時に、「お前に任せた」と言う、多分テオが助監督時代に先見の明がある~と勝手に思ってやってるそうで、前社長はほんとに映画を愛して居たけど~
次の社長はお金に~(笑い)
でも良い人だと思う。クリッチュ(美稀
千種)【UFAの社長】は良い人すぎで営業に向かないとしーらん。
20人の愛人がいるナチスの宣伝大臣の凪七瑠海さん…実話の人物と宝塚の融合かな~とその辺をマーブルにして行くところが悩んでいたそうですが、映画とジルに一目惚れしまして~今までの女性と全然違ったそうで、その白の花に惹かれて~(皆から冷やかしの声)
エーリッヒ・ケストナー(礼真琴)【テオの友人の絵本作家】は…実在の絵本作家で、シナリオライターで、まだ世に出る前の話で、テオにずっとくっ付いてテオとのお友達役と言うのを今回初めてさせて頂きますので、毎日楽しく過ごしているそうです。
ルイーゼロッテ(有沙 瞳)と言う彼女が居るそうです。実際に絵本に出してる双子の兄弟がロッテちゃんとルィーズちゃんで、その名前からとってルイーゼロッテにしたんだとか、礼ちゃんと真琴ちゃんみたいな。何で結婚しなかったんだろう?と琴ちゃん。
ジル・クライン(綺咲 愛里)は、実在の人物が沢山居る中で、女優の卵で居ながらテオ・ヴェーグマン(紅ゆずる)に導いて頂いて、舞台女優から映画女優へと成長していくのですが、日々色んな事を感じながら役を深めて行きたいと思っているそうです。
この作品に中でユダヤ人が出て来るのはあーちゃんだけだそうで、だからメッチャ重要で難しいんだとか。
30歳の叔父さんの心を鷲掴みすると~かちゃさん。
あーちゃんは、こういう風に映画って撮影するんだ~とすごく勉強になったそうです。
テオ・ヴェーグマン(紅ゆずる)は…色々苦しい現実から、逃れられる瞬間が映画を観て居る時だったと言う。
映画の事になると自分でも信じられない力が出る人なんだろうな~と思ってるそうで、そういう所はどういう風に出したらいいのか?と思ったり~
時代背景がナチスとユダヤの暗い時代に突入していくわけで、ナチスのプロパガンダ映画を作らなければ~と言う中で、自分の理想とする映画はどういうものなのかと原点に返って、そう言う辛いことが有った時こそ自分たちが求めているものが、ほんとに大切なものは何かとか、何が一番大切なのか?とか、どうあるべきなのか?とか、そう言う事を考えさせられる物語だと話していました。
今日出席されている以外の方々について。
今回、映画陣の話なので、セリフあるなしに関係なく、映画に携わってる仲間たちの自主稽古を結構したそうです。
重役さんの自主稽古もすごい沢山やったそうで、一人一人がすごく深く役創りをしないと、その場面が埋まらないので、
台詞だけでなく、どんな背景とか、どんな性格でとか、かなり細かく話し合った上で、あの場面が出来あがって~
(キャラが濃いよね~としーらん)ほんとにキャラが濃くて~全員が全くキャラが違うので、是非細かく観て欲しいそうです。
ポコちゃん二役だけど、元のポコちゃんは優しくて先生にその部分は出すな~と言われてたそうです。皆にカッコいい!と言われて居ましたよ!
柚美おかみさん…組長さんとしての立場の柚美さんと、すごい被るから暖かみのある柚美さんならではのポジションだなと思うそうです。
良い仲と噂されてるライマン(天寿光希)は、柚美さんに付いてはそう言う対象としては思ってないそうで、みんなは柚美さんが可愛そう!と異口同音でした。
七海さんは説得を試みたとあ~でもあれはそれで良いんですとか、終わった恋だから美しいんですとか。
ジル・クライン(綺咲 愛里)は、レーニ・リーフェンシュタール(音波みのり)とは何でお友達なの?と聞かれて、カンパニーが一緒だから~とさゆみさん。あーちゃんは、はるこさんと話したそうですが、結局はそんなに深くなかったそうです。
色んな人物が出てきますので、隅から隅まで観て頂くと関連が分かるそうです~と紅さん。
演出家 原田諒が語る『ベルリン、わが愛』の見どころ…こちら
ストーリーはこちら
主な配役はこちら
ショーについては省きます。
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