星組「ベルリン我が愛」のストーリーです(ネタバレに注意)
星組「ベルリン我が愛」のストーリーはネタバレになって仕舞いますが自分なりに纏めたストーリです。良かったら見て下さい。
ストーリーは↓こんな感じでした。
ベルリン、ドイツ随一の映画会社UFAが社運を賭けて制作した映画が失敗し~プロデューサーのカウフマン(七海ひろき)自身も厳しい条件の下で、お手上げ状態だった時、スタジオで助監督を務めていたテオ(紅ゆずる)が予算を10分の一で納得したうえで、誰もが楽しめるトーキー映画を作りたいと名乗りを挙げ任されることに。
テオは先ず仲良しの絵本作家であるエーリッヒ・ケストナー(礼真琴)に協力を頼み、何とか引き受けて貰える事に。
そしてキャスト選びが始まるが~ここでもレヴュースター・ジョセフィン(夏樹れい)に依頼するが黒人であることで迷惑を掛けられないから~と拒否されたり~配役選びも大変さを感じる。
テオは、サイレント映画が主流の時代にトーキーによる映画創りは難航したようだが、何としてもこの作品を成功させると言い~強い意志を感じさせていた。
脚本はエーリッヒ(礼真琴)による作家志望の青年と伯爵令嬢の叶わぬ恋ーを描いた‟忘れじの恋”配役は、積極的に自分を売り込んできたレーニ(音波みのり)とロルフ(瀬央ゆりあ)を軸に作られ~映画は大ヒットする。
大きな画面に映し出されたロルフ瀬央さんはアップに耐えられる容姿・そして美しく清純なジル(綺咲愛里)が人々を魅了し人気だったようだ。
一方この映画が成功したのはシナリオを書いてくれたエーリッヒによるものと言って彼の労をねぎらうテオ。でもエーリッヒはこの物語を描けたのは恋人のルイ-ゼロッテ(有沙 瞳)のお蔭と言って、彼女に求婚する。大勢の居る前でのキスシーン…真琴ちゃんやるね~!
所が成功した映画の新聞評等は、主役のレーニ(音波みのり)の事よりジル(綺咲愛里)の事ばかりでテオ(紅ゆずる)がジル(綺咲愛里)を贔屓したと思いこみ~レーニ(音波みのり)の反感を買ってしまう。
ナチスの宣伝全国指導者のゲッベルス(凪七瑠海)迄もが清純な初々しいジル(綺咲愛里)に興味を持ち初めて居たようで~
確かにテオはメイクの方法を教えたりはしたが、ジル(綺咲愛里)自身が醸し出す魅力をお客が感じたからだ~と言い星空の下で語り合うシーンは美しく夢があり素的でした!
しかしそんな‟忘れじの恋”が大成功でも倒産は免れず~次第にナチスの色が濃く、テオ(紅ゆずる)の理想は表現の自由を抑圧するファッシズムの波にのまれていくのでした。
テオ(紅ゆずる)は、ナチスのプロパガンダ(主義主張を宣伝)に利用されるくらいなら映画作りを諦めると言うが、ベテラン俳優のヴィクトール(天寿光希)が現れ~諦めたらお終いだと言われ、彼に後押しされたテオ(紅)とエーリッヒ(礼)は続ける事を決意するのでしたが~
そんな時、ゲッベルス(凪七瑠海)はジル(綺咲愛里)を自宅に誘い込み、レーニ(音波みのり)が暴いたジル(綺咲愛里)がユダヤ人である過去を持ち出し、自分の言う事を聞かせようとする時、二人の前に現れたテオの紅さんは、正に仮面ライダーの様な救世主でカッコ良かったですね~!
テオ(紅ゆずる)は、ゲッペルス(凪七瑠海)の圧力にも屈せずジル(綺咲)やエーリッヒ(礼)・カウフマン(七海ひろき)と共に戦う事を誓う。
そしてテオ(紅)が監督として新たに挑んだ作品は、ゲッペルズ(凪七)に許可をもらい主役にあの堅物のビスマルク(天寿光希)に出てもらうのですが、
ビスマルクは(天寿)久しぶりの舞台で、音程の調整やら発声練習をする場面は面白く~後ろで北翔さんも大声で笑っていました。
いよいよ~クランクアップと言う時に、ナチスの親衛隊が雪崩込んで来て~銃を乱射して~逃げまどう関係者たち。
そんな中テオ(紅)とジル(綺咲愛里)はベルリンの駅で既にハリウッドへ向かう列車に乗り込もうとしていて、最後に撮影したフィルムをカウフマン(七海ひろき)が全部持ってきてくれて~喜ぶテオ!
エーリッヒ(礼)と将来映画を創る事を約束し旅立っていくと言う~未来を感じさせるラストが良かったですね~!
ナチスによる圧力にも屈せず、夢を追い続けるテオが歌劇団の一員として夢を追い続ける現在とリンクして頑張れ~!という気持ちになりました!
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