宙組『天は赤い河のほとり』『シトラスの風-」観てきました(写真をアップ)
宙組『天は赤い河のほとり』『シトラスの風~』真風涼帆・星風まどかトップコンビお披露目を観てきました。
ストーリーはこちら
とても一度観ただけでは全てを理解することはできませんでしたが…
お芝居の『天は赤い河のほとり』は、小学館の少女コミックに連載された少女まんがで、紀元前14世紀の古代オリエントを舞台に、世界最古の製鉄技術持っていたのではないかと言われて居るヒッタイト王国の動乱を実在の皇帝カイル・ムルシリ2世と、現代からタイムスリップした少女ユーリの恋愛を中心に描いた歴史ファンタジー作品だそうです。
トルコ共和国のある村では古代ヒッタイトの大量粘土板が発掘された。昔、発掘者のガールフレンドだった鈴木夕莉(ユーリ)は、突然神隠しに遭ったように姿を消したと言う。
物語は
カイル(真風涼帆)の皇居庭園の泉から突然現れた日本の女子高生鈴木夕莉(ユーリ)(星風まどか)を助けたカイル(真風涼帆)は、その娘が国の豊穣を祈る為、天候神にささげる捧げものだと聞き、ユーリを守るためカイルは自分の側近としておくことに。
ナキア(純矢ちとせ)は自分の息子を王位継承させたいと企み~カイルの命を狙っていた。
カイル(真風涼帆)は、ユーリを必ず一年後に元の世界へ戻してやると約束するのですが、その後ミタイニ国と激戦が起こったり~
ヒッタイト帝国の皇帝(寿つかさ)が毒殺されたり~ナキヤ(純矢ちとせ)は自分も毒を飲んだかのように見せかけて実は飲んではおらず、しかもカイル(真風涼帆)は毒を飲ませた張本人とされて~捕らえられたり~ユーリがラムセス(芹香斗亜)に誘惑されたり~様々な事と戦い、やっと得た平和で、ユーリは才長けて優しいカイル(真風涼帆)が好きになって行ったようです。
カイルは元気なユーリ(星風まどか)に助けられながら困難を乗り越え、最後はヒッタイト帝国の皇帝となり、ユーリは皇妃となり~多くの人に称えられ~戴冠式を迎え、平和な国家目指して~めでたしめでたしのラストでした。
ファンタジーと言う事で、最初え~~?と思う事もありましたが、一応宝塚らしく気持ちが暖かくなる最後で良かったです!
主な配役はこちら
そしてロマンティックレビュー『シトラスの風-Sunrise-』は、先ずプロローグから大勢が階段に居並ぶときの色彩が綺麗でさすが岡田先生!と思いました。
ストーリー性のある場面やら、アマポーラでは芹香さんがドラゴンのお衣裳で~唄いながら銀橋を渡られたり~星条海斗さんのアマポーラも素的で癒されました。ターバンでラテンの場面やら~後半社交界のシーンで真風さんと芹香さんが社交ダンスシーンで星風さんを取り合ったり~溌剌としたロケットは桜色で綺麗でしたね!
明日へのエナジーは大勢がゴスペルの歌手で盛り上がり~過去に何度も観ている場面ではありますが、♪ハレルヤ~で皆さんが額に汗を光らせて~全力で踊って居て~それはそれは見事でしたヽ(^o^)丿
さらにサンライズで銀橋に出て~そして真風さんと星風さんのデュェットダンスで魅せてくれて~ 沢山の内容!で、見応えがありました。
個人個人について
カイル・ムルシリ役の真風涼帆さん…多くの重臣から愛される様子とユーリへの愛は、大きな包容力と逞しさと優しさが感じられて~舞台上でも優しさに溢れて~この人ありきで作られた作品かなと思うほどぴったりで、やっぱり人柄が出るな~と思いました。歌も上手く華やかさもあり~お披露目は十分成功の舞台で、素的でしたヽ(^o^)丿
ユーリ役の星風まどかさん…タイムスリップした日本の女子大生役でしたが、勇敢にカイルを助けて戦う様子は、剣術でも習ってきたのかと思うほどでしたが、元気で若さ溢れる女子大生がぴったりでした!ソロを聞きましたが、すごく歌うまでびっくりしました!
ウセル・ラムセス役の芹香斗亜さん…ナキアの息子で、エジプト軍ヒッタイト駐屯部隊・隊長役でしたが、芹香さんがされるとユーリを誘惑するシーンなど、それほど悪い役には見えなかったがやっぱり、素の芹香さんが出ていたのかな~。
ショーではドラゴンのお衣裳で銀橋を渡り~低音の魅力が素的でした!優しい笑顔が大好きですが2番手としての活躍が魅力的で~宙組の舞台を盛りあげて居らっしゃいました。
黒太子マッティワザ役の愛月さん…ミタンニ国の王太子と書いてありますが、はっきり言って良く分からなかったです。愛月さん個人としては、いつもどんな役も一生懸命な所に惹かれます。ダンス場面もどんどん魅力を増してきていますし~笑顔が良いですね~!
オフェルティティ王太后(タトゥーキア)を演じた澄輝さやとさん…今回は初の女役?でしたが、堂々としていて貫録がありました。
ヒッタイト帝国の第4皇子のザナンザ・ハットゥシリ役の桜木みなとさん…この人もカイル真風涼帆さんと行動を共にされて居て大きく活躍されて居ました。歌も上手いし、今後の活躍が楽しみな人ですね~!
ウルヒ・シャルマ役の星条海斗さん…ナキアの幼い頃から見ていて辛さを知って居るとか~今回は言葉も少なく、本当に陰でナキアを支える役でしたね!ショーでは銀橋で唄われて実力を披露して上手かったです!
今回が最後の舞台でしたが、歌にダンスにお芝居にどれも頑張って居られて実力を感じて居ました。
カイル皇子の第一の従者のキックリ役の凛城きらさん…物事を説明されたりで結構活躍が目立って居ました。
カッシュ役の和希そらさん…常にカイル真風涼帆さんと一緒で活躍が目立って居ました。ダンスは上手いですね!
それほど期待をしていなかった宙組観劇ですが、びっくりで、宝塚らしいストーリーと、華やかなショーに癒され~至福の一時でした。ヽ(^o^)丿
今日はキャトルで琴ちゃん表紙の‟歌劇”が目に入ったので買って来ました。
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