星組「サンダーボルト ファンタジー東離劍遊紀』ナウオンを観て(追加)
星組「サンダーボルト ファンタジー東離劍遊紀』『Killer
Rouge/星秀☆煌紅』ナウオンを見ました。
出席者は、
紅ゆずる…凜雪鴉(リンセツア)役
綺咲愛里…丹翡(タンヒ)役
礼真琴…英雄高官を目指す青年、捲殘雲(ケンサンウン)役
七海ひろき…世雄から来た剣客・殤不患(ショウフカン)役
天寿光希…新羅巨骨と言う二つ名を持つ・蔑天骸(ベツテンガイ)役
有沙瞳…蔑天骸の部下・獵魅(リョウミ)役
先ずは、台湾で「知らない者はいない」と言われるほど、子供から大人まで楽しまれてきた伝統的な布袋劇人形を観ての印象などが話し合われていましたが、皆さん異口同音にわくわくしながら~とか綺麗だとか~楽しめた~と言う感想でした。
役創りで苦労している点や、抱負などについて。
紅さん…まず人間がやるのは初めてなので、「サンダーボルト ファンタジー」のファンの方が見た時に違う~とらないように~。又初めての方にも役が分かるように~
紅さんの役としては、物語を一番把握していなければならず、ち密な計算をしていかなければならないが、感情を露わにせず~サラサラ~と演じお客様の想像力も加味したうえで演じようと考えたそうですが、難しい役創りと仰っていました。 紅さんは、ずっと難しいセリフを立て続けに言ってるそうで、言葉が武器とか~言葉で立ち回り~とか言ってました。
一本調子っぽく言ってるセリフでも、思惑やら裏の感情やらあるそうで、台本の3~4ページくらい先回りして役創りしているそうです。
綺咲さんは…今回沢山立ち回りをしているそうですが、丹翡と言う人は箱入り娘で、護印師と言う位の高い人で、天慶剣と言う代々守られてきた責任感が合って、色々な方に会い人を信じてしまうそうですが、家から一歩も出たこともない人で、世の中を知らない人で、その分何もかもが新鮮で~一本芯の通った位が高い所や気品のある所を出しながらお稽古しているそうです。
礼真琴さん…最近は礼真琴的には大人っぽい役だったり、ちょっと黒い役だったりが多かったそうですが、若くフットワークの軽い役と言うのは久しぶりだそうで、少年から青年にな青春期の男の子で、自分がヒーローになれると勘違いをしてやる気に満ち溢れた男子だそうです。ザ・男子で、一見ちゃらい~とセリフにもありますが、チャラさも出しつつ、自分が目指しているものや、最終的に守るものが出来たりとか、彼なりにすごく成長する物語だと思うので、幕開き、原作にはない部分も描かれているので、「サンダーボルト
ファンタジー」をご存知の方にも新しいものとしてお届けしたいとも思うし、原作の捲殘雲(ケンサンウン)がとっても可愛くて
ドジでから回っているところがすごくかわいらしいので、そういう部分も出していきたいそうです。
七海さん…最初にDVDを見た時になんという抜け感があり、かっこつけてないんだろうけど、存在がどっちりしている~と言う印象があって、カッコいいな~と思って居たそうですが、自分でやってみるとこりゃ大変だと。この東離と言う今舞台になっているお隣の国から、すごく危険な地を超えてやってくるくらいの人を表現する居方が難しく、その存在を、佇まいとか~みんなと居る時の雰囲気で、毎回試行錯誤しながらやっていこうと思っています。
多分知らぬ間に凜雪鴉(リンセツア)さんに踊らされている。でも殤不患としては、俺は俺のやりたいようにやっている。でも実は誘導されている~と言う所がお客様に納得してもらえたら~アクシデントに巻き込まれていく~が表現出来たらなと。あとは原作の雰囲気と、宝塚の融合を頑張っていきたいそうです。
天寿さん…原作のイメージを壊さないで、でも生身の人間が動いたときにどうやるのかと言う、布袋劇人形を見た時の印象プラス自分が体を動かし~表情を動かして~目を動かして~が意外と難しかったそうです。それは先入観があるから~とさゆみさんも仰っていましたが、こうでなきゃいけないという頭が最初にありすぎて~役の本質をつかむのに時間がかかったのが正直なところだそうで、振り返って見たら色々遠回りしたな~と思うそうで、もっとできたお稽古場だったんじゃないかな~と言うのが正直あるんですけど、でもきっと舞台に行ってお衣装着けて、照明とか、かつら化粧で、お客様がいろんなものを想像してくださるから、そこに上手い事乗っかって、何人の方の敵対の役なので~生身の自分がやることに対してお客様にもOKを出してもらえるように頑張りつつ、生身の人間だからこそ面白いパフォーマンスで持っていけたらな~と今の課題です。
有沙さん…獵魅(リョウミ)ちゃんは、役で天寿さんとご一緒する機会が多いそうで、初めて総主様?を一途に思うことが出来て~本当に娘役冥利に尽きるお役だと思いつつお稽古しているそうですが、(天寿さん大テレに照れています。)
強いイメージがあり、久しぶりの悪役で、基本的に上から目線のセリフの子で、まっすぐ突き進んで得行くと言う所が見えたらいいなと思っているそうで、立ち回りを色々としごかれ、強いと言う所からの周りの皆さんと掛け合いなどで、役の獵魅が変わっていく姿を上手くお見せできたらいいなと思って居るそうです。
主な配役はこちら
原作「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」公式サイト
キャラクター紹介ページはこちら
他の出演者については
先ず玄鬼宗が、ショッカー的だそうで、それぞれのキャラがめっちゃ面白いそうで、戦っている最中に突然脱線することが合ったりするそうでそういう細かい役創りも見て頂きたい。
そのほかキャラ濃い人たち、狩雲霄(シュウンショウ) 輝咲 玲央 で、
琴ちゃんは、ついて行きたくなる貫録と有無を言わさぬ圧!でそこにあこがれたらしい。兄貴は最初から右目に眼帯をしていて、それが兄貴のトレードマークでもあるそうで、片目なのに鋭眼なんとか?狙った獲物は逃さないそうです。
両目だったらどうなったのか?とさゆみさん!
その兄貴にあこがれて付いていくそうですが、その兄貴も実は訳ありで~胸が熱く苦しいと琴ちゃん。
刑亥(ケイガイ) 夢妃 杏瑠 も役的にぴったりだそうで、鞭を武器にして…昔、凜雪鴉(リンセツア)とは色々あって~妖魔だそうです。
そして美稀千種さん演じる廉耆(レンキ)先生、 凜雪鴉の師匠で、笛を吹いてみんなでまてき山へ移行となるそうですが、麻央さんの背中に担いだ刀を出す時、刀が無かったとか~話していました。
有沙さんはお友達の凋命(チョウメイ) 天華えまを挙げていました。
今回は傀儡師がみんな孫悟空の格好しているとか、座長の如月蓮さんが全員に作ったそうで、マークが可愛いと異口同音でした。
それぞれのキャラクターがとても濃いので、 思惑やら色々あるんですが、一人一人のキャラが濃く、それがぶつかり会うそうで、観てのお楽しみだそうです。
さゆみさん主導の元、一人一人が順番に説明されてて、とても聞きやすかったです。
ここからはショーについて、変更点を中心のトークです。
最初はあーちゃんが出ていく…さゆみさんから説明が入り、今回は舞台装置が無く銀橋も無いそうで、
もちろん出演者側も変わっていますがフォーメーションも変わっているそうです。
人数も少なくなっているそうですが、少なくなっていると思われない様にやってるそうです。
プロローグ、掃けると思いきや加わるという事が多くて、プロローグはフル出場だそうです。
立て続けに自分が出るという覚悟があるから、プロローグは目が血走ってるそうです。
パレードまで行ってやるぞと言わんばかりの自分との戦いと~さゆみさん。
プロローグめちゃくちゃ盛り上がって終わった!それを引き継いでもう少しプロローグを見て下さいと言う天寿さん。
麻央さん他豪華なアダルティメンバーでウィンク飛ばしながら頑張っているそうです。
「赤ずきんちゃん」は綺咲愛里さん…星の子たちが二人になって、3人でするそうです。
狼さんは大劇・東京と引き続きの場面だそうで、全員で踊っていた歌が中国語になって(皆さん拍手)さゆみさんは日本語で一度聞いているからこういう感じかな~と聞けるとおっしゃっていました。
あの激しい踊りと中国語で、頭も身体もフル回転だそうです。マッチ(有紗さん)も燃やして~。
匿名刑事…さゆみさん、娘が一人減りました。出稼ぎに行ってますとか。
次の場面は娘が働いているクラブに~
そのクラブでは、ボーカルが音咲いつきさんに代わりまして、パンチがあり、華鳥とは違ったパッションで負けないように~と天寿さん。
マスクオブルージュは七海さん…もうちょっと成長できるように頑張りたいと。
新場面は中国語でお届けするナンバーとなっているそうですが、あ~ちゃんと琴ちゃんと天華さんと。 そもそもラップみたいな曲だから、早口言葉にもほどがあって~でもここ男役綺咲愛里が(*^-^*)パンチを効かせていると琴ちゃん。
みんなにカッコいいと言われて…綺咲さん、必死ですね!口も忙しいし、身体も忙しい!
ガラッと雰囲気が変わりまして、中詰めは、「ワンダーファイブ」今回メンバーが変わりまして、
天寿・綺咲愛里・紅ゆずる・七海ひろき・麻央侑希 で中国語になるところが結構あるそうです。
そしてタンゴ…ガラッとメンバーが変わりましてまさかの恋人が希沙薫君になったそうです…男役だからこそキレキレとか。
新場面は、お楽しみで、秘密だそうです。(琴ちゃんドキドキと言ってましたが)
「ペガサス」は星の子二人と天華えまさんで。
綺咲愛里さんの掃いてるスカートは柚美さんに頂いたそうで、嬉しく着させて頂いてるそうです。
天華君はハイギアで勝負賭けてるとか~さゆみさん。他の場面とは違った柔らかさを出していると天寿さん。
美稀副組長さんも出られてバリバリ踊っているとか琴ちゃんより。
♪タイミングと言う曲を、夕渚りょう君と湊璃飛 君と3人で。
有沙さん…ロケットに久しぶりに出させて頂くので、初心を思い出すそうで、場面としてはお衣装も可愛くそれに似合うロケットを初舞台性とは違って、東京でされた下級生だけのメンバーだけでない上級生も含めたロケットを台湾にも持っていくので、精一杯お届けしたいと。
絶対一番盛り上がりますもんね!と琴ちゃん。盛り上がる!宝塚の象徴だもんね!とさゆみさん。
この後でさゆみさんは中国語で歌い(皆さんで拍手)黒燕尾を着るそうです。琴ちゃん黒燕尾を着て下さるのが嬉しいと。
台湾の方ならだれもが知っているとても有名な曲だそうで、自分の表現力がどこまでできるかなと言う事を考えてやりたいそうです。
そしてフィナーレナンバーの新場面は、マンボ!で、情熱の嵐よりも激しくなっているそうで、それを超えるような新場面にできたらいいなと琴ちゃん。
稽古場でおら~!と掛け声する時がすごかったとさゆみさん。
ここで終わるかと思いきやまだつづく~下級生から声かけだしてない?と天寿さん。
紅のマスカレードがあり、炎で天華君がダンサーとして入り、天寿さんが唄います。
男役が盛り上がったところに入っていく天寿さんは、負けまいと気合を入れて出ていくそうです。
最後さゆみさんが唄われるの?なんだかよく聞こえませんでした。
今回は梅田芸術劇場・日本青年館・そして台湾と行かれることで抱負は?
第一回目の台湾の時に客席のエネルギーがものすごくて~逆に元気をもらうようだったそうです。
あの時の気持ちをもう一度!と言う気持ちと、初めて行かれる人たちにもぜひ舞台とはの醍醐味を味わってもらいたいと仰っていました。
琴ちゃんは前回行ったときは下級生だったので手探り状態だったけど、先日制作発表で言った時に皆さんのすごい反応を味わったので、今度もわくわくしているそうです。
皆さんから一言筒台湾公演に向けて抱負が聞けました。
さゆみさんは、「サンダーボルトファンタジー」は宝塚演劇とはまた違う新たな演劇だなと思うので、新たな境地を開きたいそうです。
ショーについてはメンバーも変わり場面も増えて、海を渡りますが、海を渡る前に大暴れして、海を渡ってからも益々大暴れしたいとおっしゃっていました。
皆さん大変な意気込みで~熱いトークを繰り広げて~説明聞いてるだけで舞台が目に浮かぶようでした!
皆さんお疲れ様でした!
長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました<m(__)m>
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