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2019年5月 5日 (日)

星組『アルジェの男』『ESTRELLAS~」全ツ公演の「ナウオン・ステージ」を観て。

星組『アルジェの男』『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』全国ツアー公演の「ナウオンステージ」を観て…司会は青柳万美さん

キャストはこちら



自己紹介から
ジュリアン・クレール 礼 真琴 
サビーヌ 音波 みのり  (ジュリアンの恋人)
ジャック 愛月 ひかる  (ジュリアンのアルジェ時代の仲間)
ルイーズ・ボランジュ 白妙 なつ (天然なお母さん)
ミッシェル 紫藤 りゅう  (ジュリアンの秘書仲間)
アナ・ベル 小桜 ほのか(盲目の少女)
エリザベート桜庭 舞(高飛車なお嬢様)


公式より
『アルジェの男』作/柴田 侑 ・ 演出/大野 拓史

1974年に鳳蘭主演、1983年には峰さを理主演、2011年には霧矢大夢主演で上演された作品の再演。
第二次世界大戦前、フランス占領下にあったアルジェリアとパリを舞台に、孤児として育ちながら、
大いなる野望を抱いて成功への道を駆け上がろうとする青年ジュリアンの生き様をドラマティックに描いた物語。
彼を愛する三人の女性達とのドラマを絡め、一人の青年の光と影を鮮やかに紡ぎ出す名作ミュージカルの再演です。

 


再演の話を聞いたときは?

礼さん…まさかアルジェの男をさせて頂くとは全然思って居なかったので、一番最近だと月組さんのイメージがあったんですけど、やはり初演が鳳さんでそして再演が峰さを里さんと言う、星組の大先輩が演じて来られた作品なので、それを又この星組で出来ると聞いた時は嬉しかったですし~その分大大先輩方が大切にされてきた役なので、それをどうやるかという事に関しては、ほんとに挑戦だなと思いました。

アルジェファンの方も多いし~不朽の名作と言う感じがする~と周囲も~。

音楽学校の時にやったそうで、タカラジェンヌなら一度はやったことがある作品なんだとか~びっくりです(@_@)

それぞれの役に付いて、役創りの苦労や抱負等。

礼さん …主役ではあるんですけど、思った以上に最低のやつ!主役となるとヒーロー・正義と言うイメージがある中で、自分ではそれが正義と思って居るのか分からないですけど、そもそもがちょっと悪い所に手を染めている。
そこから始まって、どんどん地位を上げて行くんですけど、それを女性を利用してのし上がっていこうと言う根本的な考え方が変わって居ませんので、ちょっと悪い心も上手い事だしていけたらいいなと思うんですけど、中々難しくて~お客様が見て居てどの感情に共感して下さるんだろうと言う所が~でもやっぱり最後は、結末がこうなって当然だって思わせなきゃいけないのかな?と言う風に、これだけ悪いことをして、人を使って蹴り飛ばして~来てしまって、ほんとの愛に気づいた時には、もう遅かった!(周囲から同情しちゃうとか悲しくなるとか・これからって時に~の声)やっと気づいた所ではもう遅かったんでしょうね!


サビーヌの音波さん…サビーヌを演じていてアルジェリアに居る時から5年後パリに行く時までの途中経過があっての一人の女性としての成長過程の中で、やっぱりジュリアンに対する愛がすごく大きくて~離れていたとしても女性の愛情の部分がどんどん大きくなっていくと言うのをお客様に伝えて行かなきぃけないのかな~と、ジュリアンが悪をしたりするけれどもそれが当たり前の場所にいるし、それを経てみんなが大人になっていく地域にいるので、それが普通の生活で、その点では、自分たちが悪いことをしていると言う事が無く、当たり前のことをしているので、ちょっと汚いことをしているこういうことをして~を目指しているのではなく~ジュリアンが黄金の道を目指して行ってるので、サビーヌとしてその後押しをして、背中を押して、5年後のパリとかはほんとにひっそり自分の身を削ってでも、その人が黄金の道を上っていく事を自分の夢としても描きながら見守っていきたいと言う、すごく愛情に溢れ優しい女性なんだなという事をすごく感じながら演じているそうです。


礼さん …劇中でも言っているんですけど、愛ってやつが分からないって言ってて、その前の場面でも2人の歌で~愛して死んでも良いっていう歌詞があるくらいと言ってはいるけどほんとの愛と言う意味が~分かっていないそうで、それをサビーヌはずっと分からせようとしてくれて~離れてもそれを忘れないでと言ってくれてるんですけど、分からないで行っちゃう。最後に気づかせる~ここまで思ってくれる人は居ないですよね!と力強く。


愛月さんは…ほんとに最低な~ほんとに救いようがない(皆笑い)今までいろんな悪役をしてきたんですけど、タイプが違う何も良い所が無いな~と言う(又また大笑い)どんなに役と共感しようとか、ちょっと役の同情できる部分を探そうと思っても探しようがないくらい(皆が笑ってます)小ずるいやつなんですよね。

多分もうジュリアンの手にしているもの全て手に入れたいみたいなそういう感じで、多分サビーヌの事も愛しているからではなく、ジュリアンの女だからモノにしたいとか~人の物を全部欲しがってしまう、悲しい人だな~と言う感じなんですけど、最初は中々嫌な感じと言う仕方が分からなかったけど、自分が最悪だな~と思うのをやればいいんだなと(皆笑い)自分がこれされたらほんとにイラッとするなと言うので、こっちゃんに絡んでいます(皆大笑い)

ジュリアンとジャックが仲良かったときはあるのかな?と言う話では、いつもヒリヒリしているとか~ヒリヒリの中にも友情は有ったんじゃないかと言う愛ちゃん。


白妙 なつさん…ジュリアン(礼真琴)が一番最初に出会う総督の奥さんの役ですが、ほっこりした部分をそういうヒリヒリした状況の中でも皆さんがクスッ!って思って頂けるような場面になったら良いなと。
天然とか~そういう部分が何も引き出しにないので~(雰囲気はすごく出ているとはるこさん)どの引き出しを開けたら良いか~?と白妙さん(皆大笑い)そこからこういう娘が生まれると言う~でエリザベートの桜庭 舞さんにバトンタッチ。

 


桜庭 舞さん…何処か変わってるところは受け継いでいる~(笑い)
すごい家族なんですよ!調子狂わされっぱなしで~とこっちゃん。

こんなかわいい天然なお母様と、可愛いけどエリザベートには甘々なお父様に~(皆が甘いよね~と異口同音で)
先生に、ちょっとお父さん(朝水さん)そんなにニヤニヤ娘を見ないように、微笑ましく見過ぎだと注意されたとか~(皆さんが笑い)

挫折とか何も味わった事が無い何不自由なく育て来たと言われて~いました。
誰からも愛されて当然と思って居たので、ジュリアンと出会った時に自分に全く興味が無いと言うのがほんとに驚きで~驚きと悔しさと
何か気になる~と言うのもあるけど、それを悟られたくないと言うのもあって、心の葛藤だったそうです。

5年経って、そこでジュリアンもどんどん変化されて、私も素的な女性に成長したと言う所も見せられたらいいなと仰っていました。


5年経ったという事は紫藤ちゃんが一言だけ言うそうですので、お聞き逃しの無いようにと!

 

紫藤りゅうさん…作品の流れと全然違う空気の所に居ると言うと言う光と影の光の人たちなので、そういう部分をより出したいと思うそうで、
最初ジュリアンの事を気に掛け過ぎて、ジュリアン!ジュリアン!君が好きだ!と言う(ここからがわいわいがやがや良く聞こえなかったですが)その後皆に色々言って頂いたそうで、ジュリアンに仲間だよと、バシッとした安心感を唯一与えるような、ほっこりしたシーンになればな~と、いつも掃けた後に一人でギターで唄っている時に悲しすぎて~好きになっちゃうと(唄っているジュリアンがやるせなくてこっちゃん♥
ラブ)そう言う明るい部分をより出していきたいと紫藤君。

 


小桜 ほのかさん…目が不自由と言うのが難しくて~礼さんからもいろいろ教えて頂いたり、もっと体で理解したいと思って、純粋に生きてる所にジュリアンさんと出会って~今まで観た事も無い世界に連れて行ってくれるジュリアンさん好きだなと思うんですけど~

愛ちゃん「ちょっとも無いの?彼女が可愛いとか~」に礼さん 無いんです!の言葉に(皆可哀想と!悲鳴にも似た声!)

礼さん は 、先生に教えて頂いたそうですが、エリザベートとアナ・ベルに関しては、女としての魅力を感じるのではなく、でもこの3人の女性がジュリアンの違う所を刺激してくるから、ジュリアンにとっても又新しい刺激を持つ女が来たと言う事で、この女だったらここを利用してやろうとか~そういった事ばかり考えているんだそうです。

最低だな~と愛ちゃん!どっちが最低かな~と分かんないくらい最低だと。


稽古場風景の映像が流れていましたが、

 


こっちゃんの♪愛は愛は~は、ほんの一節だけれども感情籠ってましたね~!

紫藤君の♪それがパリ!それがパリ!のシーンは楽しそうだけど、

アナ・ベルが歌う♪確かなものは何もないわ~は切なくて~

高飛車なエリザベートのシーンなどが観れました。


アルジェの仲間や秘書官仲間など、ここにご出席でない皆さんのエピソードなど。


派閥があり、細かく決めているので、喧嘩は良くないと思って居る中立派と、どっちつかずの人たちと、ジャック派・ジュリアン派はピェール。
一人一人がジュリアンと、ジャックに対する気持ちを深く考えて下さっていて、アルジェの時代は前半で終わってしまうので、楽しかった時代と別れが来てしまって別れて行くと言うのを前半で凝縮して出さなきゃいけないので~難しいと、試行錯誤考えてやってるとか。

 

アルジェの仲間とは真逆なパリの秘書官仲間は、はるこさんが歌い上げたら、突然シーンが変わるそうで、彼らは上流階級で育ちが良くて~紳士的で~5人のキャラクターも濃いそうです。

 


アンドレの極美さんが、ずっとアナベルの傍にいてくれて~アナ・ベルが落として壊れたオルゴールを直してくれてるとか~傍にいてくれる信頼と、もし目が見えて居たら、アンドレの優しさに気づけたのかな~とおもったり~と最後は余りに切なくて~と。


アナ・ベルとアンドレの身分の差も邪魔してるし、素直に自分の気持ちを言えない所が~切なく~この二人の所は泣けますね!とこっちゃん。

ジュリアンが部屋に入ってきた時のアンドレの顔はとんでもない顔をしてると愛ちゃん。(笑い)いやっと言うのが全面に出ているそうです。

この二人のシーンがあるから最後に繋がって~すごいドラマティックな場面になるそうです。

映像が流れて~運転手に成れ~の場面で、嫌だ~!やるんだ~!の二人の掛け合いが上手いですね~!

こっちゃんと愛ちゃんはお互いに最低な男と言いながらも、こっちゃんはそれでも未来に向かっての姿があるので~と仰っていました。

主演のこっちゃんも愛ちゃんもご自分の役を「最低のやつと!」と仰っていましたが、それでも役になりきる二人だからパチパチ火花を散らす関係が愉しみですね~!

大いなる野望を抱き~女性たちを踏み台にしてのし上がろうとするジュリアンの愛と健気にもジュリアンの為にすべてを捧げひっそりと生活しようとするサビーヌ、やっとサビーヌの愛に報いようとするジュリアンの前に思いがけない出来事が~

こっちゃんはトークの中で、これだけ悪いことをして結末がこうなって当然だって思わせなきゃいけないのかな?と仰ってましたが、これから~と言う時なので、あ~!ぁ~!と残念がる気持ちの人の方が多いんじゃないかと思いますね!

和気藹々の中で、それぞれの役への思いや、苦労した点・関係性など~が聞けて楽しかったし~観劇の参考になりました。

長い記事を最後まで観て頂きありがとうございますm(__)m

ショーの『ESTRELLAS ~星たち~』に付いてはこちら

 

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